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暑くなり、水分補給が欠かせない季節になりました。 今の時期に旬を迎える夏野菜には、汗で失われた水分を補給し、夏に不足しがちなカリウムやビタミン類を補う働きがあります。旬の野菜を美味しく食べて、元気に夏を乗り切りましょう!
トマトに含まれるリコピンには抗酸化作用があり、細胞の老化や動脈硬化の進行を防ぐと言われています。旬を迎えた8月には、2月の約3倍のリコピンが含まれているというデータもあります。
きゅうりの約95%は水分ですが、ビタミンCやカリウムも含まれているため、疲労回復やむくみ改善が期待されます。体を冷やす効果もあります。
ビタミンCやビタミンCの吸収を助けるビタミンP、免疫力を高めるカロテンを含んでいます。ピーマン特有の青臭さが苦手な方は、加熱して食べることがおすすめです。
なすに含まれるナスニンというポリフェノールにも抗酸化作用があります。油との相性が良いため、素揚げした後に煮たり炒めたりするとおいしく食べられます。
粘り気のもとになる食物繊維のペクチンには、腸内環境を整える作用があります。
ネバネバの性質を生かして和え物等におすすめです。
参考
太陽をいっぱい浴びて育った旬の夏野菜を食べよう/農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1708/spe1_02.html
食育ブログ「食リックひろば」/東北農政局
https://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/blog/202208.html
文責:末廣萌花