栄養まめ知識｜飯塚病院栄養部

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　日毎に暖かくなり春らしい季節になりましたね。春が旬の食材と言えば、キャベツ、新玉ねぎ、菜の花、筍など沢山ありますが、今回は新玉ねぎの魅力をご紹介していきます。

　皆さんは新玉ねぎと玉ねぎの違いをしっていますか？この二つには収穫から出荷までの間に大きな違いがあります。
　普通の玉ねぎは、収穫後に乾燥させて出荷するのに対し、新玉ねぎは収穫後すぐに出荷します。そのため新玉ねぎは水分が多く軟らかいため辛みが弱く生食にも向いているという特徴があります。

　玉ねぎには硫化アリルという成分が含まれています。この成分は、新陳代謝を活発にし血液をサラサラにする効果があります。硫化アリルは加熱によって成分が変化してしまうため、新たまねぎを生食することで効率よく摂取することができます。
　旬の食材を食べてこの春も元気に過ごしましょう！

参考文献：
１）新玉ねぎの基本情報、Kewpie
（https://www.kewpie.co.jp/recipes/knowledge/?season=spring）
２）旬の新たまねぎをたくさん食べよう！、日本栄養検定協会（https://eiyokentei.or.jp/blog/754/）

文責：松木愛子