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香辛料を利用しましょう!
香辛料には様々な効果があります。今回はそれを紹介します。
香辛料の効果
- ①身体を温める
辛いものを食べると汗をかきますよね?
それは、唐辛子に含まれる辛味成分カプサイシンがアドレナリンの分泌を活発にさせて、発汗作用を促し、実際には、体温は上昇していないにもかかわらず、強い発熱感を引き起こすからです。そのほかには代謝促進の作用もあり、肥満や生活習慣病の予防にも効果的と言われています。また、胡椒の辛味成分ピぺリンやチャビシン、山椒の辛味成分サンショオールもカプサイシンの仲間です。
- ②食欲増進
香辛料は香気と辛味を有し、本来の食品に独特な香りや味を付加することにより食欲を増進させる目的に使用されます。
- ③減塩
香辛料には塩分相当量が少なく、少量で料理のアクセントになり、塩味をカバーする効果があります。そのため減塩に効果的です。
※塩胡椒には塩が含まれていますのでご注意ください!
参考文献:クエスチョン・バンク
栄養学の基本 ゆる図鑑
文責:東 紗霧