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ゆずの栄養

ゆず湯 12月22日は冬至です。「ゆず湯に入ると、一年間風邪をひかない」と昔から言われています。
 ゆず=「融通」がきく、冬至=「湯治」という語呂合わせや、この時期に旬を迎えるゆずは香りが強く邪気を払うと考えられていたことが、冬至にゆず湯に入る由来と言われています。
 今回は、そんなゆずの栄養についてご紹介します。

ゆずに含まれる栄養素

  • ビタミンC
    ビタミンCには、毛細血管や骨、軟骨などを正常に保つ働きがあるほか、皮膚のメラニン色素の生成を抑え日焼けを防ぐ効果があります。また、抗酸化作用があるため、細胞膜や毛細血管の老化を遅らせる効果が期待できます。
  • クエン酸
    クエン酸には、疲労回復、食欲増進などの効果があります。また、カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にする働きをします。
  • カリウム
    カリウムは細胞を正常な状態に保ったり、血圧を調整する働きをします。また、むくみの解消にも効果が期待できます。

おいしい柚子の選び方

1.皮が固くハリがある
ゆずに触れたとき、表面がブヨブヨとしていたり、皮が乾燥してシワシワになっているものは避けるようにしましょう。
2.実に重みがある
ゆずを手に持ったとき、重みを感じるものを選びましょう。重みを感じないものは、中身が乾燥してパサパサとしてしまっている可能性があります。
3.香りが良い
ゆずを選ぶ際には、香りも確かめましょう。しっかりと実が熟したゆずは良い香りを放っているはずですよ。

ゆず

煮込み料理や汁物など、温かい料理とも相性抜群のゆず。
ぜひ冬の食卓に積極的に取り入れ、
冬の寒さに負けない体づくりをしましょう!

参考文献:https://www.kurashiru.com/articles
文責:栗田 愛希子

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