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秋の味覚♪さんまについて

10月に入り、すっかり秋らしい季節となりました。秋といえば、「食欲の秋」ですね!
 今回は秋の味覚を代表する〝秋刀魚(さんま)″についてまとめてみました。

青魚であるさんまには、良質のたんぱく質や、ビタミン、カルシウムや鉄といったミネラルをはじめ、近年注目されているDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が、豊富に含まれており、積極的に摂取していただきたい魚の一つです。DHAやEPAは脂に含まれるため、脂がのった秋のさんまは特にEPAとDHAが豊富といえます。ここでは、DHA とEPAについて詳しくみていきましょう!

●DHA・EPAで生活習慣予防!

 DHA・EPAには重要な注目ポイントがあります。それは〝生活習慣病の予防効果″が期待できるということです。主には狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患の予防効果が期待されています。また、冠動脈疾患だけでなく、脳卒中、糖尿病、がん、認知障害やうつ病に対しても、予防効果を示す可能性があるとして注目されています。

●どのくらい食べればいいの?

 1日につき1g ~ 1.5gのDHA・EPAを摂取するのが理想的といわれています。焼いたさんまであれば、約半尾分(一尾80~100g)で充足することが可能です。注意していただきたいのは、特に脂ののったこの時期のさんまは多く食べすぎると、かえって摂取エネルギーが過剰になってしまいます。積極的に摂取したいさんまですが、ほどほどの量を考えて摂取するようにしてくださいね。

●おすすめの調理法

 さんまといえば、塩焼き!という方が多いかと思います。実は、DHA・EPAは焼く・煮る・揚げる等の調理によって脂とともに流れて出てしまい、生より減少してしまいます。そのため、生で食べることがおすすめです!焼き魚にする時は姿のまま、脂を落とさないように焼くよう注意してください。また、加熱調理の場合は、煮つけなどに調理して、流れ出た脂をエキスとして利用したり、缶詰を利用するときは汁ごと使うことをお勧めします。 今回は、簡単でおいしくEPA・DHAを無a駄なく摂れるさんまレシピを紹介します♪

参考文献

文責:横山 千帆

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