iizuka medicolaboとは

よくあるご質問

  • Q.「飯塚メディコラボ」と、アメリカ スタンフォード大が提唱する「バイオデザインプログラム」とは同じものですか?
異なるものとお考えください。以下は、スタンフォード大の「バイオデザインプログラム」の日本版である「ジャパン・バイオデザインプログラム」の概要です。
「2001年にスタンフォード大学のDr. Paul Yock(ポール・ヨック博士)らが、デザイン思考をもとにした医療機器イノベーションを牽引する人材育成プログラムとして開始しました。開発の初期段階から事業化の視点も検証しながら、医療現場のニーズを出発点として問題の解決策を開発し、イノベーションを実現するアプローチを特徴とするプログラムです。」(引用:http://www.jamti.or.jp/biodesign/program/
バイオデザインプログラムの主眼は「人材育成」です。1年という期間の中で、現場観察によるニーズの発掘から、その評価、アイデア検討および事業化検討などを、各分野の専門家によるレクチャーを受けながら、実際に体験し、開発力をつけていくというものです。
これに対して、「飯塚メディコラボ」の主たる目的は「Patient Firstを実現する医療の質向上」です。「Patient Firstを実現する医療の質向上」を実現するためには、医療機関とメーカーの距離を近づけ、互いのことをよく知る機会をつくっていくことが重要と考え、この「飯塚メディコラボ」を企画しました。したがって、「飯塚メディコラボ」の主眼は「医療の現場とものづくりの現場との相互交流」であり、それによって、医療の質を向上させる機器・材料・システム・サービスをつくるための開発サポートツールであると言えます。

  • Q. 参加のスケジュールは、どのようなものですか。
    原則3ヶ月、最低1週間というプログラムですが、1週間と3ヶ月ではプログラムが全く異なるものになるのでしょうか。それとも、単純に期間が短くなるだけなのでしょうか。また、プログラムの期間については指定ができるものなのでしょうか。
期間につきましては、原則3ヶ月間でご契約いただき、そのうちどれだけの期間、現場観察にスタッフを派遣されるかについては、各企業の方々のご希望をお聞きするという形で考えています。
たとえば、極端な例ですが、3ヶ月のうち毎日入っていただいても結構ですし、1週間入って、次の1週間は社に戻られる、あるいは1ヶ月に1週間だけ入るといった形でも結構です。そのあたりにつきましては、企業様ごとに、地理的要件や従業員数等も異なると思いますし、柔軟にお考えいただければと思います。ただし、もちろん、観察部署の都合もありますので、その点については、ご了承ください。
なお、1週間契約の対象となりますのは、医療機器開発人材の育成トレーニングのためであったり、地元の10名以下の小規模メーカーなど従業員数が極めて少ない企業様を想定しており、原則3ヶ月契約を基本とさせていただいています。

  • Q. 3ヶ月契約をしたうえで1ヶ月のうち1週間を3回、3週間だけ入ることも可能でしょうか。
可能です。ただし、診療科や観察希望の部署の都合もあるかと思いますので、その点についてはご了承ください。

  • Q. 3ヶ月間毎日現場観察に入る場合と、1ヶ月のみ毎日現場観察に入る場合でも経費は変わらないのでしょうか。
これについては、同じ金額とさせていただいております。
経費の中身については、現場調整や現場対応の経費という側面が強くなっています。
現場観察に入る際の段取りや事前準備、観察中のサポートが確実にできていれば、スムーズな観察が可能となります。期間が長い場合でも短い場合でも、その段取りは変わりなく発生します。そのため、同額とさせていただいております。

  • Q. 医療分野への新規参入を検討しています。しかし、医療分野に関する知識が乏しく、今後どのようにアプローチをしていけば良いのか、どのような体制を整えていけば良いのか、悩んでいる状態です。
    本プログラムへの参加を検討するにあたり、知識、体制等必要不可欠な条件等はありますか。
新規参入の方々については、知識や体制というよりも、まずは医療機関とはどういうところかということを知っていただくのが最も重要かと思います。医療機関が、どういったことをしているのか、どういった流れで業務をおこなっているのかを把握いただくのが第1段階、流れを把握した上で現場のニーズを探して事業性も検討しながらブラッシュアップを図っていくのが第2段階ということになるように思います。まずはIPOにお問い合わせください。