イノベーション推進本部について

イノベーション推進本部は、“Patient First”の原点に立ち理念にうたう「まごころ医療」を実践するため、医療の質の向上を目的とする医療イノベーションの推進を目指して2012年に開設されました。米国シリコンバレーのFogarty Institute for Innovation(現 Fogarty Innovation)との交流を通じ、院内に設置した工房(Workshop)を拠点として医療イノベーションを展開し成果を発信しています。
イノベーション推進本部は次の方針で活動します。

  • 医療現場のニーズを発掘し、アイデアを形にして、新しい医療機器、医療材料などを開発し医療の質の向上を図ります。
  • 知的財産権を獲得し活用することで医療の発展に貢献します。
  • 医工連携を推進し、院外施設、団体等との共同開発に積極的に取り組みます。
  • 職員の啓蒙を図り、力を結集して医療イノベーションを推進します。
  • 世界の先進施設と交流し、最先端の情報を医療イノベーションに活かします。

皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

 

イノベーション推進本部の業務

飯塚病院イノベーション推進本部では、院内の各現場からニーズやアイデアを収集し、これらを一括管理して、さらに詳細な調査や評価を行ないます。新たに開発が必要と判断されたものについては、医療現場と企業をつないで共同開発を進め、現場ニーズに基づく医療機器・デバイスの開発の実現を目指します。
開発段階における院内スタッフとの意見交換や試作品・製品の評価も行っています。オンラインでのご相談にも対応しております。(※所要時間と対応職種に応じた費用をご負担いただいております。)
さまざまな医療機器開発支援ネットワークとも連携し、これまで多くの企業との共同研究・開発で実績を上げてきました。
  • 院内ニーズの収集・管理・評価、既存製品の調査
  • 共同開発のサポート試作品
  • 製品の評価(対面・オンライン)
  • 院内スタッフによる試用、意見交換のコーディネート
  • 飯塚メディコラボの運営(事務局)・・・等




イノベーション推進本部の強み

  • 地域の医療機関とのパイプ
    ・済生会飯塚嘉穂病院
    ・飯塚市立病院 など
  • Fogarty Institute for Innovation(FII)との交流
    2013年にスタッフを研修のため派遣
    その後、定期的な交流・意見交換を実施
  • 多数の製販メーカーおよび医療分野への新規参入メーカーとの連携
    メーカーとの多数の共同開発の実績(2012年10月に組織発足)
  • 医療機器開発支援ネットワークとの連携
    ・飯塚医療イノベーション推進会議
    ・ふくおか医療福祉関連機器開発実証ネットワーク
    ・九州ヘルスケア産業推進協議会(HAMIQ)

スタッフ

知財管理に関する事務業務(出願、管理など)や院内ニーズの管理など、医療機器やサービス開発を支援しています。
  • イノベーション推進本部長(医師) ※院長が兼務
  • 室長(臨床工学技士)・・・1名
  • 事務スタッフ(看護師)・・・1名
  • 院内ニーズのヒアリング等サポートスタッフ
    臨床工学技士(※兼務)・・・1名
    医師(※非常勤)・・・1名
連 絡 先
飯塚病院 イノベーション推進本部 0948-22-3800(代表)
担   当
イノベーション推進本部 大井