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先輩医師の活躍

「動きながら考える」救急初療(T&A)コース

 救急外来には様々な主訴、様々な疾患の患者さんが日々訪れます。
 症例によっては、初期診断から初期治療介入まで迅速に行わなければ、生命に危険があるもの、機能予後を左右するものがあります。
 本コースで取り上げる内容は、飯塚病院ERのwalk-in部門から入院した外傷以外の疾患を頻度の高いものから順に選んだものであり、助けを呼んで上級医や専門医に引き継ぐまでの最初の10分間を、スムーズにマネジメントし、患者を安定化させることを目標としています。
(このコースは、初期研修医1、2年目を対象として作成したコースです。)

過去の救急初療(T&A)コースの様子


「歩いて来た重症患者を見逃すな!」
最所の10分間の行動(Action)
最所の10分間の行動(Action)
模擬診療(助けを呼んで上級医や専門医に引き継ぐまで、最初の10分間のスムーズに行い、マネージメントし、患者を安定化させる)
トリアージの様子
トリアージ
(模擬患者の様々な主訴に対して対応を学ぶ)

コース概要

責任者 総合診療科 小田 浩之
1日コース 8:30~17:00(予定)
内 容
  • オリエンテーションと講義
  • 小グループに分かれてレクチャーブース
    [1]ショック1 [2]胸痛 [3]呼吸困難 [4]吐血
    [5]ショック2 [6]腹痛概論 [7]頭痛 [8]麻痺・痙攣
  • 最後にシナリオステーションと筆記問題でコース終了。
コース目標 各ブースでは、それぞれの症候に接した時の、最初の10分間に行うべきアクションを身に付けることを目標とする。
特に
  • それぞれの症候から想起すべきことは何か
  • Harmをもたらす可能性があるのでやってはいけない事は何か
  • より早く診断するための行動と診断後の初期マネジメント

以上3点を重点的に考えています。