こんなときどうする?

こどものインフルエンザへの対処

インフルエンザはかぜの王様と言われる程、毎年冬に大流行し、こどもから成人まで幅広い年齢で感染する最もよく知られたウイルス性感染症です。

インフルエンザは、こどもにかかると肺炎やインフルエンザ脳症など重症化することがあり、予防することが一番大切です。もしかかった場合には、適切に対処することが重要です。インフルエンザは普通の風邪症状だけでなく、38度以上の発熱、頭痛、関節痛や筋肉痛などの全身症状が出ます。以下のような症状が見られる場合は、すぐに受診してください。

  • 顔色が悪い
  • 遊ばない・反応が鈍い
  • 呼吸が速い

自宅での療養中は、なるべく安静にして過ごさせましょう。上記の症状がないか観察をするとともに、こまめに水分をあげてください。食欲がないようなら無理をする必要はありません。こどもの食べられるもの、消化のよいものを少しずつ与えましょう。また、熱が高いと心配で解熱剤を使いたくなると思いますが、自己判断で市販の薬を使うことは避けましょう。インフルエンザワクチンについては、「こどものインフルエンザワクチンについて」でご説明します。