こどもの誤飲・誤嚥への対処
こどもの誤飲事故は手を口に持っていき始める5~6ヶ月頃から発生します。なかでもハイハイなどができて行動範囲が広がる生後8ヶ月以降は急増しています。こどもは何でも口に入れてものを確認するので、手が届く範囲に物を置かないことが原則です!とはいっても、もし誤飲させてしまった時の対処も学んでおきましょう。
誤飲で最も多いのはタバコです!水は飲ませないでください!!有害物質であるニコチンの吸収を促すことになり危険です。万が一、タバコの吸殼が入った水を飲んでしまった場合には至急相談してください。次に多いのがお薬です。タバコも薬も、目の前で誤飲が確認できている場合にはすぐに吐かせてください。いつ飲んだか分からないものに関しては、急いで吐かせる必要はありません。3番目はビー玉などの玩具です。窒息の恐れがあり、様子がおかしい場合にはすぐに救急車を呼び、背部叩打法を試みて下さい(背部叩打法を知らない方は無理しないで下さい)。誤飲の中で一番怖いのが、ボタン電池です。緊急処置が必要な事もあり、無理に吐かせず速やかに救急受診してください。
その他、詳しくは日本赤十字社のホームページなどにも掲載されていますので、ぜひご覧ください。