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部長 久保川 賢
TEL 0948-22-3800(内線:5418)
TEL 0948-29-7036(内視鏡センター直通)

医師・スタッフ一覧

診療科の特徴

診療概要

 当科は内視鏡診療を中心とした消化器病の専門内科です。スタッフは常勤医師14名で、全員日本消化器内視鏡学会に所属しており、内視鏡学会の専門医・指導医も複数名在籍しています。内視鏡検査経験豊富な消化器内視鏡医により、上部消化管内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査、小腸内視鏡検査、内視鏡的止血術やERCP、食道胃静脈瘤に対する硬化療法等、各種の専門的な内視鏡処置に対応が可能です。
 また当院は日本消化器内視鏡学会認定指導施設に指定され、当科の内視鏡診療の質(正確な診断、治療、最新鋭の診断装置や洗浄装置等を装備)が学会から高く評価されております。さらに、日本消化器病学会の専門医・指導医も複数名在籍しており、最近増加傾向にある潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患や膵臓癌を含めた胆膵疾患の診療も数多く行なっています。
 毎日外来に2~3名、内視鏡検査に8~9名、週に3日間の消化管X線検査に常勤の専門医が診療にあたっております。また個々の患者さんの診断、治療方針決定は担当医と複数の専門医によるカンファレンスでの協議の後、行うことを原則としております。

診療内容

  • a)外来・入院診察(消化管出血、消化器癌、炎症性腸疾患、胆膵疾患等、消化器疾患一般)
  • b)内視鏡診断(経鼻内視鏡、経口内視鏡、ダブルバルーン小腸内視鏡、カプセル内視鏡)等、治療(早期癌に対する切開剥離術(ESD)、胆膵内視鏡治療、食道胃静脈瘤・異所性静脈瘤に対する内視鏡治療等)
  • c)超音波内視鏡診断および超音波内視鏡ガイド下穿刺術
  • d)消化管X線診断

     当科は最先端の内視鏡機器を用い診療実績の如く高度な内視鏡診断、治療に力を入れています当科の特徴として、

  • ①早期癌に対する内視鏡的粘膜下剥離術(ESD)は、年間200例前後と多数施行しており、主にはさみ型鉗子を用いることで偶発症の少ない安全な治療を行っています。
  • ②食道・胃静脈瘤に対する内視鏡治療では、患者さんの年齢・肝臓の状態などを参考にしながら、患者さん毎に内視鏡的食道静脈瘤結紮術(EVL)と内視鏡的硬化療法(EIS)とを使い分けて治療を行っています。年間200件前後と全国でも有数の治療数をこなしています。また、食道・胃だけではなく、十二指腸や小腸、直腸といった異所性の静脈瘤に対する治療も出血例を中心に行っています。
  • ③総胆管結石に対する内視鏡的乳頭切開術・砕石術や胆管癌に対するIDUSや胆道鏡を用いた内視鏡診断、内視鏡治療など胆膵内視鏡も、年間600~700件と非常に多く行っています。
  • ④超音波内視鏡を用いた胆膵腫瘍や消化管粘膜下腫瘍に対する内視鏡診断、超音波内視鏡ガイド下穿刺術、膵嚢胞などに対する超音波内視鏡下ドレナージ術なども超音波内視鏡を専門とする医師を中心に多数行っています。

 上記のように各種専門的な内視鏡治検査・治療とともに、最近非常に増加傾向にある潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患に対する診療も、大学病院などの専門施設とも連携しながら、数多く行っています。
 消化器疾患に関して、専門的な検査や治療を要する方などおられましたら、ぜひご紹介ください。

 

診療実績