お知らせ

一部報道に対する当院の見解

2008年12月16日

 12月発売の週刊誌において、当院が患者(以下、A氏とする)に対して“使用期限が切れた薬剤を処方した”という内容の記事が報道されています。
 本件に対する当院での調査結果ならびに見解は以下の通りです。

【調査結果】
  • 今回当院から2008年11月4日にA氏に渡されたとされる期限切れ商品は、ロット番号を元に製造元(大塚製薬株式会社)に照会した結果、2002年12月に製造された「メプチンエアー」であることが確認されました。
  • 「メプチンエアー」は商品の噴射剤に特定フロンを使用していたため、製造元(大塚製薬株式会社)は代替フロンを使用した新商品「メプチンエアー 10μg」を2003年11月に発売し、それ以降「メプチンエアー」は製造中止されています。
  • それを受けて、当院においても2003年11月、旧商品である「メプチンエアー」は全て医薬品非感染性廃棄物として焼却処分としております。
  • また、それ以降旧商品である「メプチンエアー」は納品されておりません。
【当院の見解】

 今回の報道により皆様方にご心配をお掛けいたしましたことを、お詫び申し上げます。
 しかしながら、上記の調査結果から、当院といたしましては、A氏の保有する、2002年12月に製造された「メプチンエアー」は、2008年11月4日に当院から渡されたものではないと確信しております。今回の報道については、事実誤認である視点を欠いたままに書かれた記事であり、誠に遺憾に存じております。
 当院の薬剤部では毎月1回棚卸しを行い、全薬剤の在庫数と使用期限の確認を行っており、中に使用期限の切れた薬剤が混入することはあり得ませんのでご安心いただきたいと思います。
 飯塚病院では、救命救急センターでの年間5万人に及ぶ救急患者の受け入れをはじめとして1日平均約900人の入院患者と約2,000人の通院患者に対して医療サービスの提供の義務を果たしております。また、小児科や産婦人科を中心に、全国で医療崩壊(医師不足などが理由で、医療機関が充分な医療を提供できなくなってしまう状況)が危惧されている診療科についても、近隣の医療機関の医師との連携を図りながら、安定した医療が提供できるよう努めております。救命救急および急性期医療機関として不具合のケースを限りなくゼロに近づけるべく、反省すべきは反省し、改善の工夫を重ね、今後もこれまで通り、またこれまで以上に地域のみなさまに安心・安全の医療を提供できるよう、職員一同全力を尽くして参ります。

飯塚病院
院長 田中 二郎
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