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患者さんへのお知らせ

平成27年9月から平成28年8月までに、集中治療室にて持続的腎代替療法を受けた患者さん方へ

 当研究の対象者として該当される方にお知らせ致します。対象とされることを希望されない場合や疑問点などがありましたら、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。

【研究タイトル】

 当ICUにおけるCRRT*1導入症例のVCM投与設計の検討

*1:CRRTとは、持続的腎代替療法(continuous renal replacement therapy:CRRT)のことで、腎臓の機能が低下した患者さんへ、専用の器械により腎臓の機能の変わりする治療法で、薬物の中毒などの治療にも利用されます。

【研究背景・目的】

  当院集中治療部では、持続的腎代替療法(continuous renal replacement therapy:CRRT)を行う重症患者さんが多く、薬物を除去する機能が一定でないためお薬の調整が難しい面があります。敗血症患者さんでは、血液中の薬物濃度を適切に設定した抗生物質を投与しても、CRRTの治療により目標の値が管理できない患者さんもいます。
 この研究では、集中治療室でCRRT治療を受けた患者さんに対して、抗生物質の投与設計が適切であったか について検討を行いました。

【研究期間】

 平成28年11月22日から平成29年3月31日までです。

【研究対象】

  • ・対象者数 :34名。
  • ・対象期間 :平成27年9月1日から平成28年8月31日まで。
  • ・対象者   :集中治療室へ入院し、CRRTを施行しかつ抗生物質の血中濃度を測定した患者さん。
  • ・取得情報 : 病名、年齢、性別、治療経過、抗生物質血中濃度の経時的結果、抗生物質の種類・薬剤投与量・期間。

【研究方法】

 上記情報を過去に遡り収集を行い、患者さんの抗生物質の血液中の濃度を経時的に検討しました。

【研究対象となる患者さんへの利益・不利益】

利益:本研究により対象者が直接受けることができる利益はありません。しかし、本研究の目的とするところが明らかになると、将来、集中治療室入室患者さんのCRRT療法の治療効果の向上や合併症予防等、社会的な利益につながるものと考えられ、より効果的な治療を開始できる可能性があります。

不利益:本研究は通常の診療により得られた情報のみを用いる研究であり、収集したデータに関しては、匿名化を行って使用しますので、患者さんご本人への直接的な不利益が生じることはありません。

【利益相反について】

 本研究は飯塚病院集中治療部の自主研究として実施するものであり、企業やその他、外部からの資金提供はありません。しかしながら、研究に参加する医師のなかには、この研究以外において外部から研究資金、講演会講師料、旅費等を受けている者もいます。この研究は「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」に基づき飯塚病院倫理委員会の承認を受けて適正に行われます。資金の提供があったとしてもそれが研究の結果に影響を及ぼすことはありません。研究資金が必要な場合は、飯塚病院の研究費、もしくは研究者らの費用で賄われます。

【個人情報の取扱い】

 研究の際の個人情報の取り扱いは、研究責任者により厳重に管理され、外部への研究発表の際には患者さん個人を特定する情報は含まないようにして行います。
 研究の対象となることを望まない旨の申し出があった場合には、ただちに研究対象から除外します。なお、匿名化(データの識別のために個人を特定できる情報を番号・記号等に置き換えること)を行った後の患者さんの情報については、研究から除外できない場合もありますのでご了承下さい。

【研究組織】

  • 研究責任者:飯塚病院 集中治療部 部長 安達普至
  • 研究分担者:飯塚病院 集中治療部 鶴 昌太

【問い合わせ先】

〒820-8505
福岡県飯塚市芳雄町3-83
飯塚病院 集中治療部 鶴 昌太
TEL:0948-22-3800(代表)