当院にて平成16年1月1日~平成27年8月31日までに、消化管静脈瘤出血例の緊急内視鏡治療を行った患者さん方へ
当研究の対象者として該当される方にお知らせ致します。対象とされることを希望されない場合や疑問点などがありましたら、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。
【研究タイトル】
時代的変遷からみた当院における消化管静脈瘤出血例に対する緊急内視鏡治療の臨床像
【研究背景・目的】
消化管静脈瘤からの出血は、致死的な状態を来しうるため、緊急内視鏡検査による止血術を要する病態の中 で最も危険度の高い病態の一つです。この研究では、当院で緊急内視鏡検査を施行した消化管静脈瘤出血例 に関して、時代的変遷による患者背景・治療成績および予後の相違の有無を検討します
【研究期間】
この研究期間は平成27年10月1日~平成32年3月31日までです。
【研究対象】
- 対象者数:193例。
- 対象期間:平成16年1月1日から平成27年8月31日まで。
- 対 象 者 :消化管静脈瘤出血例に対する緊急内視鏡の治療をした患者さん。
- 取得情報:患者さんのカルテにある経過、手術時の状態、血液検査の結果、レントゲンやCTの画像を使用して分析します。
【研究方法】
平成16年1月から平成27年8月に、緊急内視鏡検査を施行した症例のうち、消化管静脈瘤(食道142例、胃44例および異所性7例)が出血源と考えられた193例を対象とした。これらの症例を前期(平成16~21年、n=104)と後期(平成22~27年、n=89)の2群に分け、両群間で患者背景(年齢、性別、基礎疾患、肝予備能、肝細胞癌の有無、抗血栓薬内服の有無、静脈瘤の部位・形態)、治療方法、一時止血率、出血再発率、生存率に関して、後ろ向きに(過去のデータを用いて)比較検討した。
【研究対象となる患者さんへの利益・不利益】
過去のデータを利用しますので、直接患者さんの利益・不利益となることはありません。
【利益相反について】
外部からの資金提供はありませんので、利益相反はありません。研究費用が発生した場合は研究者にて負担します。
【個人情報の取扱い】
研究の際の個人情報の取り扱いは、研究責任者により厳重に管理され、外部への研究発表の際には患者さん個人を特定する情報は含まないようにして行います。
研究の対象となることを望まない旨の申し出があった場合には、ただちに研究対象から除外します。なお、匿名化(データの識別のために個人を特定できる情報を番号・記号等に置き換えること)を行った後の患者さんの情報については、研究から除外できない場合もありますのでご了承下さい。
【研究組織】
- 研究責任者:飯塚病院 消化器内科 久保川 賢 赤星 和也
- 研究分担者:飯塚病院 消化器内科 細川 泰三、徳丸 佳世、長田 繁樹、小森 圭司、中村 和彦
【問い合わせ先】
〒820-8505
福岡県飯塚市芳雄町3-83
飯塚病院 消化器内科 細川 泰三
TEL:0948-22-3800(代表)
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