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患者さんへのお知らせ

当院にて平成10年1月~平成23年12月にC型肝炎を元にした肝臓がん(肝細胞がん)で肝切除術を受けた患者さんへ

 当研究の対象者として該当される方にお知らせ致します。対象とされることを希望されない場合や疑問点などがありましたら、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。

【研究タイトル】

 C型肝炎治療が肝細胞癌切除成績に与える影響の検討

【研究背景・目的】

 日本ではC型肝炎から肝臓がんを発病する方が大変多く見られます。最近は、C型肝炎に対するお薬による治療方法が急速に進歩しました。そして、高い確率でウイルスを完全に排除することが可能となってきました。しかし、高い確率でウイルスを排除できるC型肝炎の治療でも、手術を受けた肝臓がんの患者さんに対する影響は、分からない部分があります。
 そこで、過去の記録を基に、「手術前にC型肝炎治療を行った患者さん」と「手術後にC型肝炎の治療を行った患者さん」に分け、それぞれの生存率などを比べることで、肝臓がん切除におけるC型肝炎治療の意義を明らかにします。
これによってC型肝炎に合併した肝臓がん切除例に対する、今後の治療方針の指針となることが期待されます。
 この研究は、九州大学消化器・総合外科、製鉄八幡総合病院、広島赤十字・原爆病院外科と飯塚病院による、4つの施設の共同で行われる研究です。

【研究期間】

 この研究期間は平成27年9月倫理委員会承認日~平成28年8月31日までです。

【研究対象】

  • 対象者数:110名
  • 対象期間:平成10年1月1日から平成23年12月31日まで
  • 対象者:当院でC型肝炎を元にした肝臓がんに対し肝切除術を受けられた患者さんです。
  • 【取得情報】
  • 術前患者情報:性別、年齢、肝機能(アルブミン、総ビリルビン、インドシアニン・グリーン15分値、トランスアミナーゼ値)、腫瘍マーカー(AFP, PIVKA II)
    ➣これらは主に血液検査の結果を使用します。
  • 病理因子:腫瘍因子(腫瘍径、腫瘍個数、脈管侵襲の有無、臨床病期、病理学的腫瘍分化度、肝線維化の程度)
    ➣肝臓がんの組織結果を使用します。
  • 手術因子:術式(系統的、非系統的切除)、手術時間、術中出血量、輸血の有無。C型肝炎に対する治療の有無。C型肝炎治療の時期(術前、術後)、治療効果。
  • 予後:生死、生存期間、再発の有無、再発の観察期間

【研究方法】

  • C型肝炎に対する治療の有無
  • 完全にウイルス駆除した群、治療は行ったもののウイルスを駆除できなかった群、治療自体が行われなかった群の3群で、肝臓切除の後の肝臓がんの再発、生存率がどのように違うかを明らかにし、C型肝炎治療の影響を明らかにします。

【研究対象となる患者さんへの利益・不利益】

 過去のデータを利用しますので、直接患者さんの利益・不利益となることはありません。

【利益相反について】

 この研究は九州大学消化器・総合外科を主たる研究施設として行いますが、九州大学から研究者、当院への資金提供はありません。その他、外部から研究者、当院への資金提供はなく、よって利益相反はありません。研究費用が発生した場合は研究者にて負担します。

【個人情報の取扱い】

 研究の際の個人情報の取り扱いは、研究責任者により厳重に管理され、外部への研究発表の際には患者さん個人を特定する情報は含まないようにして行います。
  研究の対象となることを望まない旨の申し出があった場合には、ただちに研究対象から除外します。なお、匿名化(データの識別のために個人を特定できる情報を番号・記号等に置き換えること)を行った後の患者さんの情報については、研究から除外できない場合もありますのでご了承下さい。

【研究組織】

  • 研究責任者:飯塚病院 外科 梶山 潔
  • 研究分担者:飯塚病院 外科 皆川 亮介

【問い合わせ先】

〒820-8505
福岡県飯塚市芳雄町3-83
飯塚病院 外科 皆川 亮介
TEL:0948-22-3800(代表)