当院にて平成16年1月1日~平成25年9月30日までに小児尿路感染症で入院された方へ
当研究に該当する方で、参加することを希望されない場合や疑問点などがありましたら、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。
【研究タイトル】
小児尿路感染症における治療方法と起炎菌の実態に関する多施設後方視的研究
【研究背景・目的】
小児の有熱性尿路感染症の治療方法と治療期間は、施設により様々であり統一されていないため、入院期間や再発等の問題が多い傾向があります。よって統一された尿路感染症治療プロトコール※を作成するのが目的です。
※プロトコール:相互に決められた約束事を意味し、今回は施設間で一定した尿路感染症の治療内容の事を指します。
【研究期間】
この研究期間は平成26年4月の倫理委員会開催後~平成26年12月31日までです。
【研究対象】
- 対象者数:約100名
- 対象期間:平成16年1月1日から平成25年9月30日までの約10年間
- 対象者:飯塚病院小児科病棟に尿路感染症で入院した方
- 取得情報:尿路感染症の起炎菌、使用薬剤、患者背景、病状、尿検査、血液検査、画像検査
【研究方法】
当院での尿路感染症の診断・治療内容を後方視的※に調査し、他院との治療内容を比較すること。
※後方視的:過去にさかのぼってカルテを見直し、調査する手法。
【研究対象となる患者さんへの利益・不利益】
患者さんには直接的な利益はありませんが、今回の研究により、今後の尿路感染症に関する統一した診断基準を導きやすくなります。不利益となるようなことはありません。参加されない方はご連絡ください。
【利益相反について】
特にありません。
【個人情報の取扱いについて】
個人情報が分からないように連結可能匿名化※としています。
※連結可能匿名化:必要な場合に個人を識別できるように、研究に参加された方を名前ではなく、番号や符号を付けたりして分かるようにする方法。
【研究組織】
- 研究責任者
- 久留米大学医療センター 小児科 伊藤 雄平
- 研究主任者
- 久留米大学医療センター 小児科 田中 征治
- 研究分担者
- 久留米大学医療センター 小児科 牛島 高介
- 久留米大学 小児科 津村 直幹
- 久留米大学 小児科 大津 寧
- 久留米大学 小児科 田中 悠平
- 大分こども病院 小児科 江崎 拓也
- 久留米大学医療センター 小児科 財津 亜友子
- 共同研究者
- 聖マリア病院 小児科 大部 敬三
- 北九州市立八幡病院 小児科 天本 正乃
- 飯塚病院 小児科 岩元 二郎
- 大分こども病院 小児科 藤本 保
- 大牟田市立病院 小児科 村上 義比古
- 八女公立病院 小児科 田中 祥一朗
- 筑後市立病院 小児科 中島 正幸
【問い合わせ先】
〒820-8505 福岡県飯塚市芳雄町3-83
飯塚病院 小児科 岩元二郎
TEL:0948-22-3800(代表)
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