TOP > 受診案内 > がんに関する情報・相談 > 地域医療連携とは

地域医療連携とは

 飯塚病院は「地域医療支援病院」として、地域の医療機関と連携をとって患者さんの治療を行っています。地域医療支援病院とは、地域の医療機関の医師(開業医など)によって、より詳しい検査や、入院・手術などの専門的な医療が必要と判断された患者さんに対して、適切な医療を提供することを目的とした県知事の承認を受けた病院です。(詳しくはこちらをご覧ください。地域医療支援病院のページ

 飯塚病院では「ふれあいセンター」という部署が地域連携の窓口となっています。例えば、他医療機関からの紹介状を受取り各診療科との連絡調整を行ったり、入院患者さんが他病院に転院される時には、症状や患者さんの生活状況などに応じて転院先の調整を行ったりしています。また、地域の先生方との情報交換の場や講演会の企画、連携を深めるための医療機関訪問なども行っています。

 地域連携の更なる強化に向けて取り組んでいるのが「地域連携クリニカルパス」(以下、連携パス)です。クリニカルパスとは、治療のスケジュール表のようなもので、例えば入院1日目に術前検査、2日目に手術、3日目には水が飲めるようになって、4日目にはリハビリ開始・・・、というようなものです。実際にはもっと詳しく書かれています。

 連携パスは、1つの疾患に対して、従来は院内のみで扱ってきたクリニカルパスを連携先病院まで延長したもので、飯塚病院での手術の前後から、連携先病院に転院してからの安静療養やリハビリテーションまでの一連の診療の流れを示したものです。医療機関の連携により、地域全体で患者さんの地域を行う「地域完結型医療」を目指そうという取組みで、平成23年6月時点で約60の医療機関との間で連携パスを使用しています。連携パスは大腿骨頚部骨折(平成19年7月より)、脳卒中(平成20年10月より)の2種類が先行して稼動しはじめ、胃がんや大腸がんの地域連携パスも平成23年2月より稼動しております。がんの連携パスは、当院院内のみで使用するクリニカルパスと違って、長期間の治療計画が記されています(地域連携クリニカルパスの例)。今後もがんの地域連携パスは種類が増えていく予定です。