後期研修医

ストレートコース

神経内科〔スタッフ医:6名(うち指導医:3名)〕

ココがウリ!

神経内科の後期研修

DATA(2015年実績より)

  • 年間外来患者数:延べ約10,300名
  • 日本神経学会専門医制度教育施設
  • 年間入院患者数:約1,600名
  • 日本脳卒中学会専門医認定制度教育病院

当科の特徴

神経内科

 当科では、脳血管障害から認知症まで、あらゆるシーンに対応できる神経内科医の育成を目指しています。

  • 脳血管障害が診療の中心
    脳血管障害、てんかん重積、髄膜炎・脳炎といった神経疾患の救急医療を中心に診療を行っています。特に年間500人弱が入院する脳血管障害については脳卒中センターとしてチーム医療を行っています。脳梗塞の超急性期治療-tPAによる血栓溶解療法-もすでに約280例に実施しています。
  • 認知症への取り組みも
    高齢化社会を迎え、いまや認知症は世間の大きな関心事のひとつです。認知症診療に対する社会のニーズは大変高まってきています。当科では「物忘れ外来」を通じて認知症の診断・治療・生活指導を行っています。また、市民公開講座などを通じて市民にも広く啓発活動を行っています。
  • 神経難病の診療
    神経内科領域には、多発性硬化症、重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、パーキンソン病、プリオン病など厚生労働省が指定した特定疾患が多く含まれます。これらの中には治療法が進歩して病勢がコントロールできるようになったものから、まだまだ治療法が確立していないものまでさまざまです。神経内科医として一人前になるにはこれらの疾患を広く経験しておく必要があります。飯塚病院神経内科は脳血管障害などの急性期神経疾患が中心ですが、これら神経難病の患者さんも筑豊全域から来院され、数多く診療しておりますので、十分な経験を積むことができます。
  • 神経学的検査
    神経内科では神経学的診察をとても大切にします。熟練した神経内科医が診察をすれば病変部位がどこにあるのか、どんな性状のものか見当がつきます。現在は神経内科専門医が神経学的診察を行った場合に診療報酬を算定することができるようになりました。内科系の診療科で診察技術料が認められたのは初めてのことで、これは画期的なことです。飯塚病院神経内科でも神経学的診察法を重視しています。専門医が3名在籍していますのでここで研修すれば、自然と診察法やその考え方がマスターできます。

研修の特徴

  • 神経内科としては全国屈指の経験豊富なスタッフを誇っています。日本神経学会専門医3名、日本脳卒中学会専門医1名、日本てんかん学会専門医1名、日本頭痛学会専門医1名、日本認知症学会専門医1名が在籍しています。これら専門医をはじめ、経験豊富な指導医が丁寧に指導します。
  • 脳血管障害・てんかん重積などの神経救急(neuro-emergency)のみならず、神経難病の診療にも対応しています。神経救急の管理から神経変性疾患の診療、認知症の診断にいたるまで、きわめて幅広いスペクトラムの疾患を診ることができます。ひとつの病院で急性期から慢性期までをオールラウンドにカバーしている施設は全国的にもほとんど例がありません。
  • 希望に応じて九州大学神経内科での研修、研究の機会も用意しているため、臨床オンリーではなく、研究や留学も経験してみたいという方にも道が開かれています

入院患者疾患別診療実績(2015年実績より一部抜粋)

脳梗塞 460名
TIA 21名
てんかん・けいれん 105名
髄膜炎・脳炎 14名
筋萎縮性側索硬化症 23名
パーキンソン病・症候群 24名
脊椎小脳変性症 0名
多発性硬化症 4名
重症筋無力症 11名
脊髄疾患 10名
末梢神経疾患 17名
筋疾患 10名

-その他の実績については、こちらから-

目的

 あらゆる神経疾患に対応できる神経内科専門医の育成。

研修内容

1年目
病棟主治医として入院患者の診療にあたる。
指導医のもとで脳波の判読、筋電図検査の手技を習得する 。
2年目
入院および外来診療を担当する。
神経内科救急当番・当直を通じneuro-emergencyへの的確な対応法を学ぶ。
3年目
上記に加え、希望により神経放射線(画像診療科)、脳神経外科などの研修を選択できる。研修医の指導を行う。
4年目
神経内科臨床に加え、希望により神経病理(九州大学神経病理)研修を選択できる。

獲得可能な経験、技能、手技

  • 神経学的診察法の習得
  • スペクトラムの広い神経疾患の臨床経験
  • 神経救急neuro-emergencyへの対応能力
  • 神経難病への対応法の習得
  • 神経画像診断の読影能力
  • 電気生理検査の実施・判読能力

教育の機会

  • 毎朝、新入院および重症患者回診
  • 毎週月曜日・木曜日の病棟回診
  • 脳神経外科と画像診療科とのカンファレンス
  • 抄読会と神経内科カンファレンス
  • 国内外の学会での発表
  • 症例報告や研究論文などの学術誌への投稿

取得目標

  • 4年次における内科認定医
  • 6年次における神経内科専門医(ただし後期研修開始時点で日本神経学会入会が必要)

日常業務

  • 当直回数は月平均 6回程度
  • オンコールなし
  • 夏期休暇あり
  • 学会出張旅費支給あり

週間スケジュール(一例)

 
8:00-8:30
  • 回診
午前
  • 外来
午後
  • 外来
 
8:00-8:30
  • 回診
午前
  • 外来
午後
  • 外来
 
8:00-8:30
  • 回診
午前
  • 外来
午後
  • 外来
 
8:00-8:30
  • 回診
午前
  • 外来
午後
  • 外来
  • 総回診
  • カンファランス
  • 抄読会
 
8:00-8:30
  • 回診
午前
  • 外来
午後
  • 外来