後期研修医

ストレートコース

呼吸器腫瘍内科(腫瘍内科専門医育成コース) 〔スタッフ医:1名(うち指導医:1名)〕

ココがウリ!

腫瘍内科専門医育成コース

DATA(2015年実績より)

  • 肺腫瘍:約570例/年
  • 日本がん治療医認定医機構 認定研修施設
  • 血液腫瘍:約500例/年
  • 日本臨床腫瘍学会 認定研修施設
  • 消化器癌:延べ約500例/年
  • 乳腺腫瘍:約130例/年

はじめに

 2013年10月に開設した呼吸器病センターの一診療部門として、当科が新設されました。肺癌をはじめとする呼吸器悪性腫瘍を診療の中心とした科です。肺癌は現在我が国でがんによる死因の第一位となっており、更なる治療法の向上が求められています。またアスベストに関連した腫瘍として悪性胸膜中皮腫も今後増加してくることが懸念されています。当科はこれら呼吸器悪性腫瘍に対し、CT・MR・PETなどの画像診断に加え、週3回の呼吸器内視鏡検査を実施し、病理医による良性、悪性、および詳しい腫瘍のタイプを診断しています。
一般的に、研修医・後期研修医が悪性腫瘍を経験できるのは診断時のみで、その後専門医に紹介することが多く、抗がん剤治療やがん患者さんに携わる機会は少ないと言えます。そこで、呼吸器腫瘍を含めた腫瘍全般の診断、治療、終末期ケアまでを行う医師を育成するため、外科や血液内科の協力の下、[1]がん治療認定医取得コース、[2]がん薬物療法専門医養成コースの2つのトレーニングコースを立ち上げました。

2つの後期研修コース

[1]がん治療認定医取得コース

〔対象〕

初期臨床研修2年間を修了した方。
がん治療認定医取得と、その後のがん薬物療法専門医受験資格取得を目指す方。

[2]がん薬物療法専門医養成コース

〔対象〕

臨床腫瘍学会が指定する認定医あるいは専門医資格を有し、がん薬物療法専門医資格の取得を目指す方。

※該当資格には認定内科医、外科専門医、麻酔科認定医、泌尿器科専門医などが含まれます。
詳しくは、当ページの「資料」ボタンよりご確認ください。

[1][2]コース共通事項

〔必修〕

1年次:呼吸器腫瘍内科、血液内科、外科(消化管・乳腺)での薬物療法を3~4ヶ月ずつ
(他施設で初期研修を終えた方は、当院研修に慣れる目的で初年度に最低4週間の救急部研修も必修とします)

2年次:呼吸器腫瘍内科研修を6ヶ月以上研修

〔選択〕

2年次時点で最長3ヶ月間×2診療科を自由選択可能

〔期間〕

各コース原則2年以上
がん治療認定医取得後、がん薬物療法専門医養成コースへ移行し、同様の研修スケジュールで必要な症例経験を重ねて頂きます。

研修スケジュール例

1年目
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 1
  • 2
  • 3
  • 血内
  • 外科
  • 呼腫
  • 救:救急部
  • 血内:血液内科
  • 外科:外科(消化管・乳腺)
  • 呼腫:呼吸器腫瘍内科
2年目
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 1
  • 2
  • 3
  • 呼腫
  • 選択
  • 選択
  • 呼腫:呼吸器腫瘍内科

経験目標

  • がんの診断(肺がん:気管支鏡、EBUS-TBNA、エコーガイド下生検、胸腔穿刺など)
  • 外来、入院での抗がん剤治療(抗がん剤標準治療の理解と実践)
  • 大腸がんなど:CVカテーテル ポート造設
  • 抗がん剤治療による有害事象への対応(発熱性好中球減少症、G-CSFの使用方法など)
  • 麻薬処方、緩和ケア
  • コミュニケーション:バッドニュースの伝え方など(診断時、治療開始時、治療悪化時、BSC移行時)

指導体制

  • 日本がん治療認定機構認定医
  • 日本呼吸器学会指導医
  • 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡指導医
  • 日本臨床腫瘍学会指導医