後期研修医

ストレートコース

血液内科〔スタッフ医:4名(うち指導医:1名)〕

ココがウリ!

血液内科の後期研修

DATA(2015年実績より)

  • 年間入院患者数:約880名
  • 日本血液学会認定血液研修施設
  • 一日平均入院患者数:約40名
  • 一日平均外来患者数:約40名

はじめに

血液内科

 福岡県筑豊地域で唯一の血液疾患専門内科であり、日本血液学会認定研修施設です。幅広く偏りの少ない疾患分布と患者層を有し、検査部門が整っているため迅速かつ必要十分な検査が随時可能。また、充実した設備・環境下での化学療法施行も可能で、他科の施行に際しても、化学療法専門医としてのバックアップを行います。

研修の特徴

  • 指導医がマンツーマンで指導にあたり、良好なコミュニケーションを保ちながら研修できる。
  • 血友病なども含め症例が多岐にわたり、血液腫瘍はもちろん血液疾患全般の知識を得ることができる。
  • 1000床を超える大規模病院の中にあり、他科から紹介される様々な血液学的問題についての解決能力が養われる。

疾患別診療実績(2015年実績より一部抜粋)

非ホジキンリンパ腫 64件
急性骨髄性白血病 14件
多発性骨髄腫 16件
成人T細胞性白血病・リンパ腫 3件
骨髄異形成症候群
(経過中に化学療法なし)
13件
その他のリンパ増殖性疾患
(CLLなど)
2件
骨髄異形成症候群
(経過中に化学療法あり)
0件

〔当科後期研修医の受け持ち症例数(2014年6月~11月:6ヶ月間)〕

疾患名 新患 再入院例 合計
急性骨髄性白血病 3 4 7
急性リンパ性白血病 1 2 3
慢性骨髄性白血病 0 0 0
骨髄異形成症候群 0 1 1
悪性リンパ腫(ATL除く) 7 7 14
成人T細胞白血病(ATL) 0 0 0
ホジキンリンパ腫 0 0 0
多発性骨髄腫 1 0 1
再生不良性貧血 0 0 0
その他 3 2 5
合計 15 16 31

-その他の実績については、こちらから-

目標

  1. 血液内科全般の専門知識・技能の習得
  2. 造血器悪性腫瘍における抗がん剤治療の実践およびコミュニケーションスキルの習得

当科の特徴

  1. 福岡県筑豊地域で唯一の血液疾患専門内科であり、日本血液学会認定研修施設である。スタッフは4名で、2名が日本血液学会認定血液専門医であり、1名が指導医の資格を有する。
  2. 1日平均の外来患者数は約40人、入院患者数は約40人で、年間入院患者数は約360人である。
  3. 頻度の高い疾患は非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫、急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群の順で、これら造血器腫瘍が新患入院数の7割以上を占める。一方で非腫瘍性の貧血、出血性疾患も多数経験することができる。
  4. 抗がん剤治療は、無菌室7床を有するがん集学治療センターや外来化学療法室で集約して行われ、医療安全の確保を最優先としている。
  5. 同種造血幹細胞移植は行っていないが、自家末梢血幹細胞移植は日常診療として行っている。

獲得可能な経験、技能、手技

  1. 骨髄穿刺、骨髄生検、髄腔穿刺、抗がん剤の髄腔内投与、エコーガイド下中心静脈カテーテルの挿入
  2. 末梢血幹細胞の採取および大量化学療法併用自家末梢血幹細胞移植の実施
  3. 末梢血、骨髄の染色および顕微鏡観察
  4. がん化学療法の基本的知識とがん患者および家族に対するコミュニケーションスキルの習得
  5. 輸血に関する知識の習得と実践
  6. オンコロジック・エマージェンシーへの対処(脊髄圧迫、高カルシウム血症、腫瘍崩壊症候群など)
  7. 好中球減少・血小板減少患者のマネージメント

教育の機会

  1. 症例カンファレンス(週1回)
  2. 回診(週1回)
  3. 骨髄所見会(週1回)
  4. 福岡市や北九州市で開催される研究会への参加

取得目標

  1. 末梢血標本の所見を述べる(指導医による認定)
  2. 骨髄穿刺を実施しその骨髄標本の所見を述べる(年間15例以上)
  3. がん化学療法を実施し、副作用をマネージメントする(年間6例以上。急性骨髄性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫を各1例以上含む)

備考

 日本血液学会認定血液専門医の受験資格を得ることができる。