主婦湿疹(手湿疹)の原因・症状と
対処法・予防策をまとめて紹介 Vol.1

  • 2017.06.30
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主婦湿疹(手湿疹)とは?

 手が荒れて「痛い」「かゆい」といったことはありませんか?もしかすると、ただのひび割れ・あか切れではなく、“主婦湿疹(手湿疹)”かもしれません。
 料理や洗濯など水仕事の多い女性の発症が多いことから主婦湿疹という名前がついていますが、医学用語では“進行性指掌角皮症(しんこうせいししょうかくひしょう)”や“接触皮膚炎”、“刺激性皮膚炎”とも呼ばれています。
 通常の手荒れと違い、かゆみが強かったり、水泡ができたり、ひどい場合は化膿することもあるので、きちんとした治療を受けることが大切です。

主婦湿疹(手湿疹)とは?

 症状によって【乾燥型】と【浸潤型】の2つに分けられます。
【乾燥型】
◆皮膚が硬くなりゴワゴワする
◆指紋がなくなる
◆ひび割れが起こる
【浸潤型】
◆水泡ができる
◆小さな発疹や発赤ができる
◆かゆい
◆指が腫れる
◆患部がジュクジュクする

 乾燥型の場合は、ただのひび割れ・あか切れと勘違いしてしまうことも多いようですが、ハンドクリームなどをつけても症状がよくならない場合は、一度、皮膚科を受診してみることがおすすめです。
 浸潤型の場合は、かゆみや痛みが強く、悪化すると炎症が広がり、腫れや化膿を起こしてしまうので、早めに皮膚科を受診することが大切です。

主婦湿疹の原因1:洗剤やシャンプーの使用による乾燥

 手の肌表面は薄い皮脂で覆われており、肌表面の水分蒸発防止など乾燥から肌を守る働きが備わっています。しかし、手は1日に何度も水やお湯で洗うことが多い場所。そのため、皮脂が洗い流されてしまい乾燥しやすくなるのです。
 特に、界面活性剤(油汚れを落とすための成分)が含まれている洗剤やシャンプーは、皮脂まで一緒に洗い流してしまいます。そのため、水仕事が多い主婦や美容師、調理師といった方々の発症が多いのです。

主婦湿疹の原因2:刺激による乾燥や炎症

 実は、洗剤から手を守るためのゴム手袋も皮脂を奪ってしまい、乾燥を悪化させることがあります。他にも、本や段ボールなどを頻繁に触る場合も同様です。
 手袋をするなら、綿のものがおすすめです。ゴム手袋を使う場合も、中に綿の手袋をつけてからその上にゴム手袋をつけるようにしましょう。

アトピー性皮膚炎や金属アレルギーの人はなりやすい

 水を使う職業の人や、家事をすることの多い女性が発症しやすい主婦湿疹。その中でも、アトピー性皮膚炎や金属アレルギーを持っている方は、肌のバリア機能が弱っているため、少しの刺激でも発症しやすくなっています。
 かゆみや炎症の広がりも早いことが多いため、早めに皮膚科を受診しましょう。

次回【vol.2】では、主婦湿疹対策や予防策や治療のタイミングなどをご紹介します。
【vol.2】へ続く


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