美肌を保つヒケツ!アンチエイジングに効果的な食事

イメージ,お肌の悩み

  • 2017.02.10
目次

    アンチエイジングを脅かす「酸化」と「糖化」

     年を重ねると気になってくる肌の衰え。くすみやハリのなさが目立ってくるのは、からだの中で酸化と糖化が起こっているからです。
     酸化とは、からだの中で作り出された活性酸素によって細胞がさびついてしまうこと。また糖化とは体内で余った糖質がタンパク質と結びつくことをさします。この糖化によってできる終末糖化産物(AGE)という物質には、老化を早める作用があることが分かっています。
     美肌の大敵ともいえる酸化と糖化ですが、実は日々の食事を通したアプローチが可能です。

    ドクターより

    酸化を防ぐ注目の栄養素「ファイトケミカル」

     活性酸素はからだに侵入したウイルスを撃退してくれる頼りになる存在。しかし増えすぎると健康な細胞までも攻撃してしまい、シワやシミを作り出すとされています。活性酸素の過剰生産を抑えられる栄養素として注目を集めているのが「ファイトケミカル」。抗酸化作用のある栄養素の総称であり、実に1万種類以上あるとされています。
     以下にファイトケミカルの一例をご紹介します。

    • アントシアニン:紫色の色素。ベリー類、黒豆、紫芋、赤ワインなど。
    • リコピン:赤い色素でトマトやすいかなどに含まれる。
    • カロテノイド:緑黄色野菜に多い。特に人参はαおよびβ-カロテンを多く含む。
    • ルチン:ポリフェノールの仲間。そばやいちじくなどに多い。
    • β-グルカン:食物繊維の一種できのこ類に含まれる。
    • カテキン:お茶やワインに含まれる。
    • イソフラボン:大豆に多く含まれる。

     ファイトケミカルは野菜のほか、豆類、果物、穀物、きのこ類などに広く含まれています。中でもおすすめの食材はブロッコリー。ファイトケミカルを200種類以上、さらにビタミンCやビタミンEなども豊富に含みます。

    イメージ,野菜

    糖質の摂り方で糖化を防ぎ、美肌もキープ

     不要な糖化を避けるには、糖質の摂りすぎを避け、血液中に糖質があふれないよう血糖値の上昇が緩やかになる食事の仕方を心掛けましょう。食後血糖値の上昇が緩やかな低GI食品を摂取するのも一つの手。野菜、きのこ類、大豆製品、ヨーグルト、精製されていないきび砂糖や玄米などが低GI食品にあたります。めかぶなどの海藻類に含まれる水溶性食物繊維も、糖質の吸収を緩やかにします。

    「まごこはやさしいよ」でアンチエイジング!

     「まごこはやさしいよ」というキーワードに沿って食材を選ぶと、意外と簡単にアンチエイジングに効果的な食事ができあがります。
     ちなみに「まごこはやさしいよ」の食材は次の通り。気負いなく美肌キープに努めましょう。

    • ま=豆類
    • ご=ごま
    • こ=米(玄米)
    • は=わかめなどの海藻類
    • や=野菜
    • さ=魚
    • し=しいたけなどのきのこ類
    • い=いも類
    • よ=ヨーグルトなどの発酵食品

     

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    編集者より
    日々の食事はアンチエイジングの基本。酸化と糖化が起こりにくい体内環境を目指せば、美肌のキープだけでなく健康維持にもつながりますよ。

    監修: 飯塚病院 栄養部

    飯塚病院 栄養部

    栄養は、すべての疾患を治療するうえで基本的医療の一つです。そのため当院では、各病棟に管理栄養士を配属し、入院患者さんの栄養状態を確認して、患者さんそれぞれに最適な栄養摂取方法や栄養量など提案し、栄養管理を行っています。また、1995年より当院の漢方診療科と連携して、当院オリジナルの『和漢食』を提供しています。和漢食とは、砂糖や酢など、身体を冷やす食品を使用せず、たんぱく質も肉・魚・卵などの動物性食品の代わりに、大豆から摂るお食事です。

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