切迫流産・切迫早産

重症化するものは?

予定日は妊娠40週ですが、正期産(満期産)は妊娠37週以降の分娩です。妊娠22週未満での分娩は流産といい、赤ちゃんは助からない週数です。妊娠22週から36週までの分娩は早産といい、赤ちゃんは未熟なため胎外での生活をするために生後様々な治療が必要となります。正期産より前に赤ちゃんが生まれそうな状態となることを妊娠週数によって切迫流産・切迫早産と言います。

どんな症状?

出血・腹痛(腰痛のこともあります)・破水が分娩前に出てくる症状です。痛みの感じ方は個人差があるため、出血だけで受診しても子宮口がすでに全開大となっているケースもあります。痛みはなくても繰り返す定期的な子宮収縮感(お腹が硬くなる)がある場合は受診が必要となります。

飯塚病院での治療

妊娠週数・症状の程度によって対応は異なりますが、軽症の場合は自宅安静と内服で外来管理となります。症状が悪くなる場合や切迫所見がひどい場合は入院治療が必要となります。週数の早い破水の場合は即日入院が必要になります。入院後の治療で症状が改善した場合は自宅で安静ができることを条件として退院が可能な場合もあります。

ならないようにするには

切迫早産の予防としてできることを挙げるとすれば、一つは感染症予防です。性交渉は感染の原因となりえます。帯下(おりもの)がいつもより増えた場合は早めの受診をお勧めします。また、子宮収縮も切迫流早産の原因となり得ます。痛みがなくても子宮収縮が起こっていることもあります。喫煙は子宮収縮や感染など流早産のリスクが高くなると言われています。赤ちゃんの発育にとってもタバコは控えたほうがよいと言われています。副流煙も問題と言われており、家族の協力も必要です。

ドクターからのアドバイス

気になる症状があっても「このくらい大丈夫だろう」と自己判断しないようにしましょう。何かしら気になる症状がある場合には、受診して担当医に相談するようにしてください。