飯塚病院 在宅医療について

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ご家族の体験談

在宅医療を選択したご家族の体験談[1]

【体験談[1]】
74歳男性 病名:肺がん
同居のご家族:妻、娘
在宅医療を選択した理由:身近で在宅医療の話を聞いた。家族が希望した。
アンケート回答者:娘

1.在宅医療を選択して良かった事

 父は食べる事が大好きでした。病院では禁止された飲食も、在宅医の先生からは本人が望むように食べさせていいと言ってもらえ、最期の日まで大好きなハンバーグや炭酸飲料を口にする事ができました。「おいしい」と喜ぶ顔を見て家に帰って本当に良かったと思いました。
 また、病院では1人になる時間に寂しさや不安から涙を流すこともありました。しかし、家ではそんな思いをさせることも無く、穏やかに過ごすことができ、「おやすみ」と言って家族が見守る中、息を引き取りました。
 最期まで好きなものを食べ、寂しい思いをさせずに済んだことで、家族も父の死を後悔少なく受け入れることができました。家に連れて帰って本当に良かったと思いました。

2.在宅医療を選択して大変だったこと

 母と2人で介護を行っておりましたが、母が体調を崩し1人での介護となってしまった為、ほとんど寝れずに父の10分おきの希望を聞いたことです。体力的にも限界を感じた事もありました。在宅での看取りには、家族の協力が多ければ多いほどよいと感じました。

3.これから在宅医療を選択する方へのアドバイス

 精神的にも肉体的にも覚悟が必要です。しかし、病院のように病気を見るのではなく、父を見て、本人に合った治療方針を在宅医の先生が家族・本人と話し合って決めてくださるため、最期まで本人らしく過ごすことができると思います。また、本人だけでなく家族も心残りが少なく、お互いに死を受け入れることができると思います。

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