飯塚病院 在宅医療について

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費用について

在宅医療はどのくらい費用がかかるの?

 悩んでいませんか?
 在宅医療って外来通院よりも結構お金がかかるのではないだろうか…
 介護保険も利用しているけど、それ以外にお金ってかかるの?
 まだ若いので、3割負担となるとちょっと…

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在宅医療でかかる費用の仕組み

 ※基本的な項目についてのみ掲載しております。

 在宅医療にかかる費用は大きく6種類に分けることができます。
 1~4に関しては、医療保険による支払いが可能なため、いくら医療サービスを受けても、定められた上限額以上は支払う必要がありません。

 ただし、医療保険の種類や所得、各種公費負担制度によって負担割合が異なりますので、必ず各自でご確認をお願いします。5、6については、それぞれ必要に応じて支払うことになります。生活保護の方は原則1~6は無料です。

在宅医療でかかる費用の仕組みの図

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1.定期的に訪問した場合の診療費(訪問診療)

一般的な負担事例の紹介(およその目安)

 あらかじめ計画されて1ヶ月に2回、自宅で訪問診療を受けた場合

基本料金

  • 上記の『在宅時医学総合管理料』は、診療所が24時間体制で在宅診療を行なっている《機能強化型在宅療養支援診療所(無床)、在宅緩和ケア充実加算なし》で、 院外処方の場合を掲載しております(処方が院内か院外によっても金額は異なります。)。
  • 在宅診療を受けている場所が自宅か施設によって、金額は異る場合がございます。

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2.患者からの求めに応じ訪問した場合の診療費(往診)

 往診とは、患者さん、ご家族からの要請で予定以外で訪問診療することをいいます。
 このため、計画的実施される訪問診療費に加え、往診を行った回数分費用が加算されます。

負担割合 往診料/回
1割 720円
3割 2,160円
  • 往診の際にかかるお薬・検査・処置・注射は別途費用が必要です。
  • 病院の区分によって加算が付きます。
  • 緊急、夜間、深夜の往診には加算がつきます。
  • 往診に要した交通費は患者さん・ご家族が別途負担することになります。
    診療所によって費用は異なりますので、医療機関へご確認ください。

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3.看護師が訪問した場合の費用

 訪問看護は、基本的に、「医療保険」と「介護保険」のいずれかを利用して提供することとなります。

医療保険で訪問看護ステーションからの訪問看護を利用した場合≫

訪問看護療養費([1]+[2]+[3]+[4])

[1]基本費用
●訪問看護基本療養費Ⅰ(【】内は訪問看護基本療養費Ⅱ算定分)
1)看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等によるもの
 A.週3日まで 5,550円/日【2,780円/日】
 B.週4日目以降 6,550円/日【3,280円/日】
2)准看護師によるもの
 A.週3日まで 5,050円/日【2,530円/日】
 B.週4日目以降 6,050円/日【3,030円/日】
3)専門性の高い看護師の評価
 褥瘡・がん専門訪問看護料 12,850円/月
●訪問看護基本療養費Ⅲ(外泊時) 8,500円/入院中1回
●訪問看護指示料(医療機関が算定) 3,000円
●訪問看護管理療養費
 A.月の初日
機能強化型訪問看護管理療養費Ⅰ12,400円
機能強化型訪問看護管理療養費Ⅱ9,400円
機能強化型訪問看護管理療養費
従来型
7,400円
 B.2日目以降
機能強化型訪問看護管理療養費Ⅰ2,980円
機能強化型訪問看護管理療養費Ⅱ
機能強化型訪問看護管理療養費
従来型
  • ※医療保険による訪問看護の利用回数は原則週1~3回、1日1回以内となっていますが、疾患や状態によっては、この限りではありません。

[2]主な加算等
●早朝・夜間加算(6~8時・18~22時) 2,100円
 深夜加算(22~6時) 4,200円
●緊急訪問看護加算
 (在宅療養支援診療所(病院)との連携のもと) 2,650円/日
●難病等複数回訪問看護加算
 2回 4,500円/日
 3回以上 8,000円/日
●長時間訪問看護加算
(人工呼吸器使用者、1週間に1回算定)
5,200円
●複数名訪問看護加算(1週間に1回、1人以上の看護職員同行で算定)
 看護師等との訪問 4,300円
 准看護師との訪問 3,800円
 看護補助者との訪問 3,000円
●特別管理加算(厚生労働大臣が定める状態等) 2,500円(状態によって5,000円)
/月
●訪問看護ターミナルケア療養費
 ※死亡前14日以内に2日以上のターミナルケア
20,000円/死亡月
●在宅移行管理加算 2,500円(状態によって5,000円)
●24時間対応体制加算 5,400円/月
●24時間連絡体制加算 2,500円/月
●訪問看護情報提供療養費 1,500円/月
●緊急訪問看護加算 2,650円
●退院時共同指導加算(1回、がん末期等は2回) 6,000円
●特別管理指導加算(特別管理加算の対象となる場合) 2,000円
●退院支援指導加算(退院日) 6,000円
●在宅患者連携指導加算(月に1回) 3,000円
●在宅患者緊急時等カンファレンス加算(月2回) 2,000円
●介護職員等喀痰吸引等指示料 2,400円
○訪問診療と訪問看護(医療保険)を利用した場合の料金例

71歳 男性 肺がん
訪問診療(院内処方)月2回
訪問診療訪問看護(24時間体制)週3回(月12回)利用
※機能を強化した在宅療養支援診療所(院内処方)の訪問診療及び
 訪問看護ステーション従来型による24時間対応の訪問看護を受けた場合。

利用料金例(医療保険で訪問看護を利用)

介護保険で指定訪問看護ステーションからの訪問看護を利用した場合≫

訪問看護費・介護予防訪問看護費(A+B+C)

A.基本費用
1)20分未満 3,180円
2)30分未満 4,740円
3)30分以上1時間未満 8,340円
4)1時間以上1時間30分まで 11,440円
※准看護師については所定額の90/100
5)理学療法士、作業療法士、言語聴覚士 3,180円/回
※1日に2回を越えて実施する場合は所定額の90/100
B.加算等
●早朝・夜間・深夜加算
 早朝・夜間加算 25%増
 深夜加算 50%増
●複数名訪問加算
 A.30分未満 2,540円
 B.30分以上 4,020円
●緊急訪問看護加算 5,400円/月
●サービス提供体制加算 60円/回
●退院時共同指導加算 6,000円/回
●初回加算 3,000円/月
●特別管理加算(Ⅰ)、(Ⅱ) (Ⅰ)5,000円、(Ⅱ)2,500円/月
●訪問看護・介護職員連携強化加算 2,500円/月
●長時間訪問看護加算 3,000円/回
●ターミナルケア加算 20,000円/死亡月
○利用料金例

68歳 女性  脳梗塞後遺症 要介護度4 家族と同居 留置カテーテル使用
訪問看護(24時間対応)・身体介護・訪問入浴 各週2回利用

利用料金例(介護保険利用)

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4.お薬代や検査にかかる費用その他特別な医療にかかる費用

 訪問診療費、訪問看護費の他に、病気によっては定期的な管理が必要になる場合があります(在宅中心静脈法を行っている方、在宅酸素を行っている方、インスリン等自己注射の管理が必要な方など)。しかし、医療保険が適用されますので、決められた上限額以上は支払う必要はありません(1ヶ月にかかる医療費の上限について)。

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5.医療材料や訪問にかかる交通費

  • 在宅医療で使用される特別な医療材料(保険請求出来ないもの)は実費となります。
  • 訪問診療、往診や訪問看護にかかる交通費は実費になります。
  • 痰などを吸引する機器や吸入器などが必要な場合は実費となります。

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6.介護保険サービスの費用

介護保険サービスの介護度による負担限度額一覧
区分 区分支給限度額
要支援 1 5,003円
要支援 2 10,473円
要介護 1 16,692円
要介護 2 19,616円
要介護 3 26,931円
要介護 4 30,806円
要介護 5 36,065円
利用サービス分の1割負担

 上表金額は、サービスを最大まで利用した場合の金額を示しているため、必ずしも上表の費用が必要ということではありません。

支給限度額超え

 支給限度額を超えて受けたサービスについては、全額実費負担となります。

その他の費用

 上表の支給限度額には、福祉用具購入(ポータブルトイレやシャワーチェア)や住宅改修にかかる費用・補助などは含まれておりません。

お問合せ

 サービス内容や費用の詳細につきましては、担当のケアマネジャーや最寄りの市町村窓口もしくは地域包括支援センターにお尋ね下さい。

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1ヶ月にかかる医療費の上限について

70歳未満の方はこちらをクリック 70歳以上の方はこちらをクリック

70歳未満の方

標準報酬月額 自己負担限度額(月額) 4回目以降の限度額
83万円以上
(区分ア)
252,600円+(総医療費-842,000円)×1% 140,100円
53万円~79万円
(区分イ)
167,400円+(総医療費-558,000円)×1% 93,000円
28万円~50万円
(区分ウ)
80,100円+(総医療費-267,000円)×1% 44,400円
26万円 以下
(区分エ)
57,600円 44,400円
住民税非課税世帯
(区分オ)
35,400円 24,600円
  • 詳細につきましては、医療機関もしくは最寄りの市町村窓口に直接ご相談下さい。
  • 高額療養費は暦月(1日~末日)ごとに計算されるため、月をまたいだ場合は、それぞれの月ごとの計算となります。例えば3月5日から在宅診療が開始され、翌月の4月15日まで受けたケースの場合は、3月、4月それぞれで計算して自己負担限度額を上回らないと請求することが出来ません。
  • 高額療養費は同じ医療機関に支払った額が対象となるため、例えば一般世帯の場合、同じ家族の1人がA病院で6万円を支払い、B医院に4万円を支払った場合は対象となりません。在宅医療を受けている人は、専門医療機関と並行で診療が行なわれる場合がありますのでご注意下さい。
  • 同じ健康保険に加入している家族間で、同じ月に2人(2件)以上の公的保険での自己負担額が、それぞれ21,000円以上ある場合は、それらを合算して自己負担限度額が超えると請求できます。合算の場合は、2人とも同じ医療機関に受診していないといけないとことはございません。ただし、あくまで21,000円以上という額は同一医療機関でなければなりません。

70歳以上の方

所得 自己負担限度額(月額) 多数該当
世帯単位
(入院・外来)
個人単位
(外来のみ)
現役並み 80,100円+(医療費-267,000円)×1% 44,400円 44,400円
一般 44,400円 12,000円  
低所得者Ⅱ 24,600円 8,000円  
低所得者Ⅰ 15,000円 8,000円  
  • 詳細につきましては、医療機関もしくは最寄りの市町村窓口に直接ご相談下さい。

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在宅医療に関する相談窓口はどこ?

 まずは相談、お気軽にご連絡下さい。

 問い合わせ窓口
  〒820-8505
  福岡県飯塚市芳雄町3番83号
  飯塚病院 地域包括ケア推進本部
   TEL 0948-29-8976(直通)
   FAX 0948-29-8954
   受付時間: 9時~17時まで(土日・祝日を除く)
   E-mail : houkatsu@aih-net.com

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