飯塚病院TOP > ご利用の皆さまへ > 広報誌「飯塚病院だより」インデックス > No.120 【特集】みなさんと一緒に地域医療を守りたい
「特集 みなさんと一緒に地域医療を守りたい」は、今回が最終回です。今回は、「予防」という視点から、飯塚病院の「健康管理センター」と「医療安全推進室」をご紹介したいと思います。
「予防」というキーワード、今回紹介する「健康管理センター」と「医療安全推進室」の両方に共通するものです。飯塚病院の「健康管理センター」では、病院の最新機器と優れた設備を利用し、未然に病気を見つけるための取り組み、病気にならないようにしていただくための取り組みに力を入れています。また「医療安全推進室」では、地域のみなさんに安心・安全な医療を提供するために様々な取り組みを実施しています。
カラダの健康についても医療の安全についても、日頃から注意し、未然に危険を避けることが重要です。「大切なのは、まず「予防」!」と題して、飯塚病院の「早期発見・早期治療」の取り組みをご紹介します。
健康管理センター
みなさんもご存知のように、「病院」とは病気やケガをされた方を対象としています。そんな病院の中で唯一、健康な方を対象としているのが「健康管理センター」です。
健康管理センターは、病院の総合案内から見て一番奥の場所に位置しています。立体駐車場側の門から入ってすぐの場所にあります。
飯塚病院の健康管理センターの主な目的は「がんの早期発見」と「生活習慣病の改善指導」の2つです。この2つの目的のために、表に示したような各種ドックやサービスをそろえています。
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健康管理センターの特徴
| (1) | 迅速な検査が可能です! |
| (2) | 専門医の診断もあおぎます! |
| (3) | ドックの種類が豊富です! |
医療の安全
医療とは、患者さんの命に関わるとても責任の重いものです。もしミスや事故が起こってしまうと、患者さんを危険な目にあわせてしまう可能性があります。また、私たち医療スタッフに危険がおよぶ場合もあります。こうした危険を未然に防ぎ、診療の質を高め、患者さんの安全と医療スタッフの安全とを確保するために院内に設置されているのが「医療安全推進室」です。
医療安全推進室
飯塚病院の医療安全推進室には、院内で生じた「不具合」(飯塚病院では、医療スタッフが「ヒヤリとした」「ハッとした」というような事柄や、実際にミスが生じてしまったような事柄をまとめて「不具合」とよんでいます)に関する情報が集まってきます。
報告された不具合は個人の問題としてではなく、所属部署あるいは病院全体の問題として捉えられるよう、関係する診療科の部長や看護師長などにもすぐに伝えられます。
同時に、国などがおこなう医療安全に関する研修を受けた専門のスタッフが、不具合の起きた現場でヒアリングをおこないます。現場で解決できるものはその場で解決し、現場で解決がむずかしい不具合については、各部署のスタッフ約100名から構成される専門の部会で要因の分析・対策の立案がおこなわれます。さらに重大な不具合に関しては、院長・副院長からなる「事故対策委員会」にて対応が検討されることになっています。
このように、医療安全推進室は不具合が生じないような取り組みを推進すると共に、もしも不具合が起きた場合は、院内全体で二度と同じような不具合が生じないよう、院内の各部署をコーディネートし、現場で改善がスムーズに進むようサポートしているのです。
病気も不具合も、予防することがとても大切です。飯塚病院では、みなさんの健康と医療安全のため、「予防」に全力を注いでいます。
ただし、こうした「予防」の取り組みがしっかりと機能するためには、患者さんや地域のみなさんのお心がけやご協力が必要です。
病気を「予防」するためには、皆さんおひとりおひとりが、日頃から健康づくりを意識されることが大切です。健康管理センターの各種ドックや生活習慣の改善アドバイスなどは、そのお手伝いをさせていただけるものですので、どうぞ積極的にご利用ください。
また、医療安全のためにみなさんにご協力いただいているもっとも身近な取り組みは、受付や診察・処置の際に患者さんのお名前を確認させていただくことです。ちょっとしたことですが、患者さんを取り違えて処置などをおこなってしまうアクシデントを防ぐことができます。
地域のみなさんも、「大切なのは、まず予防!」をお心がけください。
116号~120号にかけて、「みなさんと一緒に地域医療を守りたい」と題し、地域医療を取りまく厳しい現状やそれに対する飯塚病院の取り組みを紹介してまいりました。『飯塚病院だより』では、今後も筑豊地域の医療に関する情報を発信し続けます。地域医療に関する問題は、とても身近で大切な問題です。地域医療の維持にご協力ください。