飯塚病院 膠原病・リウマチ内科
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部長よりご挨拶
膠原病・リウマチ内科 部長 永野 修司 よこうそ!
 飯塚病院 膠原病・リウマチ内科のホームページをご覧いただきありがとうございます。膠原病・リウマチ内科は、2006年に開設された飯塚病院のなかでは比較的新しい診療科です。専門医の都市部への偏在が進む中で、地域の要請に応えるべく、当科は指導医を含む専門医3名で診療しており、日本リウマチ学会の教育施設にも認定され、リウマチ膠原病診療の当地域の中核病院として機能できるよう体制を調えております。

 膠原病・リウマチ内科が守備範囲とする領域は、関節リウマチを代表とする膠原病リウマチ性疾患が中心となります。膠原病は、聞き慣れない病気かもしれませんが、骨関節、結合組織に病変の首座をおく結合組織病としての側面、免疫異常による自己免疫疾患としての側面、慢性炎症性疾患としての側面を有する疾患群の総称で、単一の臓器の障害に起因するのではなく、結合組織や血管といった系(システム)を障害する疾患群と考えられています。それだけに原疾患自体が全身の多臓器に病変を及ぼしますので、諸臓器に及ぼす病態の幅広い理解と見識が必要であり、関連する専門診療科との連携を取りながら、全人的な医療(トータルケア)が提供されねばなりません。治療遂行上の合併症管理においても、全身的な診療が必要となって参りますので、専門領域の診療に留まらず、病院においてはhospitalistとしての側面も併せ持つことになります。安全でかつ高度な医療を進めるためには、コメディカルスタッフも含めたチーム医療の一層の推進や他施設との診療連携の推進が強く求められており、積極的に進めていく必要性を感じています。

 代表疾患である関節リウマチをめぐる治療はこの15年間で劇的な進展を遂げています。抗TNF製剤をはじめとした生物学的製剤の登場は、免疫学、分子生物学の発展が、臨床応用に結びついた顕著な例であります。このダイナミズムを体感し、患者さんへ多くの福音がもたらされていることを共に喜びたいという気持ちで診療させて頂いておりますが、膠原病の多くは、未だに原因不明で、病気のメカニズムの解明も不十分であり、画期的新薬を使用してもなお治療に抵抗性を示す患者さんがおられることも事実で、治療にかかる経済的負担も含め、解決されていない解決すべき問題も多く残されています。リウマチ膠原病診療の地域の中核病院として、臨床、教育、さらに実地臨床に根ざした臨床研究を推進することで、これらの問題解決に少しでもお役に立てればと願っております。今後とも御指導・御支援のほど宜しくお願い申し上げます。
平成24年6月11日
永野 修司
飯塚病院 膠原病・リウマチ内科
 福岡県飯塚市芳雄町3-83  TEL:0948-22-3800 / FAX:0948-29-8075
外来休診日
土・日曜・祝日、年末年始(12/30〜1/3)