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●習慣性頭痛
【薬の解説】
(文責:漢方診療科 中村佳子)
西洋医学的な発想 〜慢性頭痛〜
頭痛の成因は、千差万別です。受診される多くの人は、様々な理由で脳の病気を心配していますが、幸いなことに大半の方に器質的な原因は見つかりません。このような機能的な慢性頭痛を、国際頭痛分類(ICHD-U)では「一次性頭痛」といい、(1)片頭痛、(2)緊張型頭痛、(3)群発頭痛と他の三叉神経・自律神経性頭痛、(4)その他の一次性頭痛に分けています。このうち日常診療で重要な鑑別は、片頭痛vs緊張型頭痛です。次の方はどのタイプでしょう。
上記のケースは、この基準に該当しており「前兆のない片頭痛」と診断できます。 鑑別に重要なポイントは、「肩こり・後頭部」「非拍動」という訴えは緊張型に特異的でなく半数以上の片頭痛にも生じるため、「強度の頭痛」「日常性動作により増悪」「悪心・嘔吐を伴う」「光と音がわずらわしい」という片頭痛特有の症状に焦点をあてることです。 一次性頭痛のマネージメントは、大きく二つに分けられます。
a.
生活習慣の改善…
b.
予防に使用する薬物…
c.
予防のための運動療法…
(文責:総合診療科 井村 洋)