飯塚病院 臨床工学部

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トピックス

AAMI2018参加および米国施設見学

 2018年6月1日~4日の日程で、米国カリフォルニア州ロングビーチにて「AAMI2018 Conference & Expo」が開催され、参加・発表・講演を行う機会をいただきました。AAMIは全米はもとより、米国外からも多くの医療機器に関わる方々が集まる大きな大会です。(公社)日本臨床工学技士会において国際交流委員会委員を拝命しており、同委員会で主にWHOとAAMIを担当しているためで、自身は今年で4回目の参加となります。
 学会初日にはAAMIでも初めての試みとなるGlobal Forumが開催され、世界各地域から井桁を含め22名のパネラーが参加し、各国・地域の医療機器に関する安全管理・人材・教育を中心として4時間にわたる発表・ディスカッションが行われました。3日目には、AAMIと日本医療機器学会合同の教育セッションが行われ、IoTをテーマとした臨床工学の部門では、日本から井桁およびニプロ社の2名、米国から2名の演者が、それぞれIoTを利用した遠隔医療やさまざまな情報管理、電子カルテ、ビッグデータについて講演を行いました。このセッションは立ち見がでるほどの盛況で、IoTや情報セキュリティへの関心が米国でも非常に高いことが示唆されました。
 大会期間中は、アワードレセプションや米国臨床工学会の懇親会、日本医療機器学会主催のAAMI幹部とのティーパーティーなど、多くのソーシャルイベントも海外ならではの雰囲気で開催されます。ティーパーティーではスピーチの機会もいただき、それらのイベントにも楽しく参加させていただきました。
 また滞在中にはTibor Rubin VA Medical Center(ロングビーチ退役軍人病院)およびCedars Sinai Medical Centerの2施設の視察を行う機会をいただき、それぞれ3時間以上の院内見学を行うことができました。前者では、対象患者さんの特性もあり、脊椎障害や外傷、薬物依存などに対する診療が多く行われていました。後者は、ロサンゼルス地域でも有数のブランド病院であり、ハリウッドスターなど多くの著名人も利用されています。こちらでは、各フロアで診療科が分かれ、それぞれが独自の手術室やICUをもつ運営体制をとられているのが印象的でした。また、全病棟のバイタルモニタの集中観察を行うCentral Monitoring Centerや最近寄付により開設された最新のシミュレーションセンターも案内いただき、非常に充実した視察となりました。

※AAMI(Association for Advanced Medical Instrumentation : 先端医療機器学会)
文責 井桁 洋貴




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