1~3年間
当科の紹介・特徴
- 当科は福岡県筑豊地域(人口約45万人)の基幹病院小児科として、24時間365日、1次から3次までの救急外来医療、地域周産期母子医療センターとしての新生児センター、肺炎や喘息などの急性疾患からICU管理さらには重症心身障害児や慢性疾患の管理までを含めた入院治療、通常の急性疾患や各種専門外来、心身医療、障害児医療、予防接種等を包括的に執り行っている一般外来の4つを基本的な柱としてバランスのとれた医療を提供しています。
- 夜間救急外来では、筑豊地域の小児科医が飯塚病院救命救急センターに出向いて“地域連携ささえあい小児診療”を、また県からの委託を受け、小児夜間電話相談事業(#8000)を行っています。
- 小児の入院病床数は35床、新生児センターは16床(NICU:6床、GCU:10床)で、新生児から思春期まで幅広く経験できます。
- 当科は、久留米大学小児科の関連病院(卒後の教育関連診療科)でもあり、久留米大学小児科と太いパイプで繋がっています。当科では対応不可能な白血病などの悪性疾患、難治性の循環器・神経疾患などの特定疾患は大学に紹介しています。但し、久留米大学のみならず、患者の希望によっては、患者にとっての最善の医療を提供できるようにするために、福岡県下の他の大学病院(九州大学、産業医科大学、福岡大学)や福岡こども病院にも紹介することがあります。
- 当科は、心理部門やリハビリ部門も充実しており、臨床心理士やリハビリ療法士との連携して、心身医療、障害児医療にも精力的に取り組んでいます。
- 地域の虐待の増加を受け、麻生飯塚病院小児虐待防止委員会(AICAP)を設け、児童相談所と密接な連携を取りながら、小児虐待に対応しています。
- 当科では、大学で行われている専門医療(サブスペシャリティー)を深めることは困難です。新生児から思春期まで、救急から慢性疾患まで、こころのケアから予防接種や乳児健診まで、こどものことは何でも診る総合診療を目指しています。後期研修でジェネラルを修練してから、大学における専門医療をトレーニングできるのが理想です。当科で小児医療すべてを完結できません。臨床のみならず研究を深めていくためには、大学での修練は必要不可欠と考えます。
研修内容
- 病棟では、主治医としてコモンディジーズの他重症例、難治性疾患を含め年間200例程度の入院患者を受け持ち、同時に初期研修医の直接の指導医となる。(屋根瓦式指導)
- 月5~6回の救急外来当直およびNICU当直を行う。
- 週1~2回の一般外来と月2~3回の予防接種や乳児健診を担当する。
- 小児科学会福岡地方会、小児救急医学会での学会発表と各種勉強会における研究発表を行う。
年間スケジュール
- 朝カンファランス(毎日8:15~)
- 病棟グループカンファランス(週2回)
- 研修医教育回診(週1回)
- 抄読会(週1回 8:30~)
- 勉強会(症例検討会)(週1回 13:00~)
- X線カンファランス(月2回)
- 教授・名誉教授回診(月2回)
- 小児心理臨床カンファランス(月1回)
- 飯塚病院小児医療研究会(月1回)
- 筑豊小児科医会勉強会(月1回)
指導医・スタッフの資格
- 小児神経専門医:2名
- 小児循環器専門医:1名
- 新生児専門医:2名
- 小児アレルギー専門医:1名
- PALSプロバイダー:1名
学会活動
- 日本小児科学会福岡地方会
- 日本小児救急医学会
- 日本未熟児新生児学会
- 日本小児神経学会
- 日本小児アレルギー学会


