目的
肝臓病(胆道系、すい臓を含む)専門医の育成
当科の特徴
筑豊地域(人口約40万)の中心に位置し、他に同規模病院がなく、救命救急センターも併設されていることから、あらゆる肝、胆、膵患者が疾患の種類で偏ることなく受診、入院されます。2004年の年間入院数は1260人でこの数年は年間100人程の増加があります。このうち550人は肝臓癌です。
患者数が多いため多彩な病態を短期間に経験できます。
診療内容
肝臓癌に対して、ラジオ波焼却治療、エタノール注入を積極的に行なっています。最近はラジオ波治療が中心になっています。もちろん放射線科や外科との連携で持続動注法やTAEにも力を入れています。また胆道系の疾患に対しても消化器内科と連携しPTCDやステント留置も行なっています。各手技の施行にはプレビレッジングの考えを取り入れ、それにそった研修段階を明示しています。
肝硬変の合併症への対応は内科全般の知識が必要で、これらに対しても十分な経験が積めます。
慢性肝疾患は経過観察が長く、外来診療が重要な役割を持っています。肝臓専門医をめざすにあたって外来診療は研修に必須のものと考えています。
主な獲得可能な経験、技能、手技
肝細胞癌の診断過程
肝細胞癌の治療方針決定過程
肝細胞癌の局所療法手技
肝細胞癌の化学療法の適応と手技
肝硬変の管理、合併症の診断と治療
C型肝炎、B型肝炎の抗ウイルス療法の適応と実際
急性肝障害の診断過程と治療法
閉塞性黄疸への対処法と手技(PTCD等)
肝胆道系疾患合併感染症への対応
胆膵悪性腫瘍腫瘍の診断過程と治療方針決定
その他
教育の機会
- 週3回の肝臓内科カンファレンス
- 週1回の胆道カンファレンス(消化器内科と合同)
- 週1回の肝腫瘍カンファレンス(外科、放射線科と合同)
取得目標
7年次における内科認定専門医、肝臓学会専門医、消化器病学会専門医
備考
広い守備範囲をもった消化器病の専門医(消化管、肝臓、胆道系、すい臓)を育てるため、消化器内科と共同での後期研修体制も考えています。
スタッフ
6人
肝臓学会専門医3人、消化器病学会専門医3人、内科学会認定専門医2人、内科学会認定医1人、肝臓学会指導医1人、消化器病学会指導医1人、内科学会指導医3人


