診療科のご紹介
部長 中松 耕治
TEL 0948-29-8030(外来直通)
診療科の特徴
当科は地域中核病院における歯科の特色を生かすために、入院や手術を中心とした口腔外科診療を行っています。健常者のう蝕治療や義歯作製は近医紹介としています。
- 1)顔面外傷
- 交通外傷などによる顔面外傷(上・下顎骨骨折、顔面多発骨折など)に対して、形成外科など関連科と協力しながらチタンプレートによる整復を行っています。
- 2)口腔腫瘍
- 口腔の良・悪性腫瘍の治療を行っています。口は咀嚼、嚥下、発音など重要な機能を持つため、舌・歯肉など口腔癌の治療に際しては術後の機能障害を極力減少させるよう努力しています。
- 3)人工歯根(デンタルインプラント)
- 歯を失った部分にチタン製人工歯根を埋め込み、咬合を回復する治療法です。骨の厚みや高さが足りない場合は、口腔内から骨を採取し骨移植をします。
- 4)口腔粘膜疾患
- 難治性口内炎、扁平苔癬、前癌病変である白板症など多彩な口腔粘膜疾患の治療を行っています。
- 5)ドライマウス(口腔乾燥症)
- 膠原病内科の充実に伴いシェーグレン症候群(SS)疑いの患者さんの口唇生検依頼が増えています。SSの場合は塩酸セビメリンの投薬を、そうでない場合はヒアルロン酸含嗽などで対処しています。ドライマウスがあるとう蝕や歯周病が重症化しやすいため継続的なケアが必要になります。
- 6)有病者の歯科治療
- 一般の開業歯科医院では対応が困難な、全身疾患を持った方の歯科治療を行っています(抗凝固療法中の抜歯など)。障がい者や小児の全麻歯科治療にも積極的に取り組んでいます。
- 7)口腔ケア・嚥下リハビリ・栄養療法(NST)への取り組み
- 口腔細菌の誤嚥が肺炎の原因となり得ることが知られています。QOL維持の上からも口腔機能を正しく保持することは重要なため、各病棟Nsと歯科衛生士が口腔ケアの勉強会を行っています。
- 8)禁煙支援
- タバコは癌、心疾患はじめさまざまな疾患の引き金となります。平成20年1月1日から当院もようやく敷地内禁煙となりました。外来・入院患者さんに対してニコチンパッチを用いた禁煙支援を積極的に行っています。
歯科口腔外科News&Topics
■静脈鎮静下の歯科治療
歯科治療に恐怖心がある方や、4本の埋伏智歯(親知らず)の抜歯など比較的時間がかかる処置を要する場合、通常の局所麻酔だけでは治療が困難なことがあります。またデンタルインプラントの前段階として、上顎洞内や下顎に自家骨を移植する機会が増えていますが、こうした場合、当科ではディプリバン(R)を持続的に点滴静注しながら治療をする静脈鎮静法を用いています。日帰りでの処置が可能ですし、術中は歯科麻酔科出身の当科Dr.原田がモニタリングをしながら薬液量をコントロールしてくれますので、終わった後は「うとうとしていたらすぐ終わって、とても楽だった。」と患者さんには大変好評です。
スタッフ紹介
中松 耕治 |
S60(H1)年卒
専門分野口腔外科、顎顔面外傷、デンタルインプラント認定医・専門医・指導医日本口腔外科学会認定口腔外科専門医 |
中村 愛 |
H15年卒
専門分野歯科麻酔学 |
中村 和弘 |
H19年卒
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専門外来
- 禁煙外来
- 月・木の午後を除き毎日8:30~16:00(予約が望ましいが、なくても可)。
カウンセリングとニコチンパッチの処方を行っています(保険適応外)。 - インプラント外来(中松)
- 毎日受付、予約不要。
外来担当スケジュール
2008年診療実績
入院患者総数:141件
手術症例数:154件
| 悪性腫瘍 | 8 | 骨隆起 | 4 |
| 良性腫瘍 | 5 | 顎骨の周囲炎、骨髄炎 | 5 |
| 過剰歯 | 6 | 唾液腺疾患 | 8 |
| 埋伏歯 | 6 | 口唇の疾患・血腫 | 1 |
| う触 | 4 | 顔面・頸部蜂窩織炎 | 6 |
| 歯髄炎、根尖性歯周炎、歯根嚢胞 | 11 | 軟部組織嚢胞 | 2 |
| 慢性歯周炎 | 3 | 頭蓋骨及び顔面骨の骨折 | 17 |
| 習慣性顎関節脱臼 | 1 | インプラント周囲炎 | 2 |
| 歯牙欠損 | 2 | 骨折プレート、内固定器具の除去・抜釘 | 9 |
| 口腔部の嚢胞 | 12 | その他 | 1 |
局麻または静脈鎮静下での手術室使用手術
(入院以外):インプラント埋入、生検、骨移植等;41件(男9、女32)











