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診療科のご紹介

産婦人科

部長 江口 冬樹

TEL 0948-29-8027(外来直通)

診療科の特徴

 産婦人科は、妊娠分娩を対象とする周産期領域、不妊症や内分泌異常を対象とする不妊内分泌領域、婦人科腫瘍(良性、悪性)を対象とする婦人科腫瘍領域の3つの領域に分かれていて、常勤スタッフ7名で、一般外来、分娩及び手術を中心に、救急外来、ハイリスク母体搬送、緊急手術に24時間体制で対応しています。病床数 60床、年間分娩数 約500例、年間手術症例 約600例と、県内の大学病院に匹敵する症例数を誇り、日本産科婦人科学会専門医制度卒後研修指導施設、福岡県地域周産期母子医療センターに指定され、筑豊地域の基幹病院としての役割を担っています。
 周産期領域においては、福岡県地域周産期母子医療センターに認可され、ハイリスク妊娠の管理、胎児異常の診断、流早産治療などに積極的に取り組み、専門外来としてのハイリスク妊婦超音波外来にて、先天異常スクリーニングや胎児評価、循環動態の評価を行っています。また、帝王切開時や異常分娩時には小児科新生児センター医の立ち会いのもと新生児管理を行っています。不妊内分泌領域では、不妊症一般検査や腹腔鏡検査のもとに午後の専門外来にて不妊治療を行い、子宮内膜症や習慣流産の治療にも取り組んでいます。また、中高年の内分泌異常に対しても午後の専門外来で対応しています。
 婦人科腫瘍領域では、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの良性腫瘍に対しては腹腔鏡下手術や子宮鏡下手術等の低侵襲性手術を積極的に取り入れ、特に子宮筋腫に対しては、外科的手術をしない新しい治療法である子宮動脈塞栓術(UAE)も取り入れています。また、子宮癌や卵巣癌などの悪性腫瘍に対しては手術療法、抗癌化学療法、放射線療法などを組み合わせた集学的治療を行い良好な治療成績が得られ、また患者さんのQOLの改善にも十分に取り組んでいます。

産婦人科News&Topics

 産婦人科には一定基準の臨床経験を有する日本産科婦人科学会認定の専門医制度があり、最近になって産婦人科診療の4つの分野である生殖医学、周産期医学、婦人科腫瘍学、更年期医学を専門とする学会において、それぞれ独自に専門医制度(サブスペシャリティー)を立ち上げてきています。関連領域の専門医を取得するためには産婦人科全般にわたる横断的な基礎知識と技術の修得が前提となり、その後にサブスペシャリティーとしての研修を積み上げていくことになります。
 婦人科腫瘍に関しては、平成18年度より専門医制度が開始となり、平成20年12月に、第三回目の専門医試験が施行され、産婦人科部長江口冬樹が合格いたしました。筑豊地区では、飯塚病院顧問の塚本直樹先生に次いで二人目の専門医取得となり、福岡県では産婦人科医約650名中、26名の婦人科腫瘍専門医がいます。この度、婦人科腫瘍専門医取得を機に、飯塚病院に婦人科腫瘍専門外来を開設する運びとなりました。

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スタッフ紹介

江口 冬樹

江口 冬樹
(えぐち ふゆき)

S58(H4)年卒
専門分野
婦人科腫瘍、内視鏡下手術
認定医・専門医・指導医
日本産科婦人科学会認定専門医、婦人科腫瘍専門医、日本産婦人科学会専門医制度卒後研修指導責任医
松岡 良衛

松岡 良衛
(まつおか りょうえい)

H8年卒
専門分野
婦人科腫瘍
認定医・専門医・指導医
日本産科婦人科学会認定専門医
後藤 麻木

後藤 麻木
(ごとう まき)

H10年卒
専門分野
周産期
認定医・専門医・指導医
日本産科婦人科学会認定専門医
宮原 大輔

宮原 大輔
(みやはら だいすけ)

H10年卒
専門分野
婦人科腫瘍
認定医・専門医・指導医
日本産科婦人科学会専門医
白橋 淨彦

白橋 淨彦
(しらはし きよひこ)

H17年卒
前原 都

前原 都
(まえはら みやこ)

H17年卒
阿南 春分

阿南 春分
(あなん はるちか)

H18年卒
荒牧 聡

荒牧 聡
(あらまき さとし)

H18年卒
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専門外来

【ハイリスク妊婦超音波外来】第1、3水曜日午後
 妊娠中の超音波検査は『よりよい赤ちゃん』を得るためには、なくてはならない検査であることは明白でありますが、通常の妊婦健診においては多忙なため短時間の超音波検査の時間しか取れず、専門外来としてのハイリスク妊婦超音波外来にて、先天異常スクリーニングや胎児評価、循環動態の評価を行っています。
【不妊外来】第1、3金曜日午後(要予約)
 当院では不妊原因に応じた正確な診断、適切な治療を心がけています。基礎体温測定、子宮卵管造影、ホルモン測定、超音波検査、精液検査などの基本的な検査を行い不妊原因を調べます。女性側の原因として、排卵障害の方には、ホルモン療法(クロミフェン療法、HMG-HCG療法など)や、漢方療法を行います。超音波検査で子宮の内腔に異常が認められ(粘膜下筋腫、ポリープなど)着床の障害と考えられる場合には、子宮鏡で検査・治療を行います。また、子宮卵管造影で卵管の通過障害を疑う場合、子宮内膜症の場合には腹腔鏡を行い卵管周囲の癒着の剥離や、一般不妊治療で妊娠可能かどうかの判断を行います。
【婦人科腫瘍専門外来】
  • 子宮頚癌、子宮体部癌および卵巣癌などの婦人科癌疑いの精密検査
  • 子宮頚癌、子宮体部癌および卵巣癌などの婦人科癌で治療を必要とする患者の精密検査と説明
  • 子宮頚癌、子宮体部癌および卵巣癌などの婦人科癌で治療を必要とする患者のセカンド・オピニオン
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外来担当スケジュール

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2008年診療実績

入院患者総数:1,539件

○婦人科:841件 ○産科:698件

手術件数総数:721件


婦人科手術内訳

広汎子宮全摘 6 卵巣腫瘍(開腹)
40 (74%)
子宮鏡検査 58
子宮体癌根治術 23 卵巣腫瘍(腹腔鏡)
14 (26%)
円錐切除術 36
卵巣癌根治術 20 子宮外妊娠(開腹)
22 (88%)
子宮内容除去術 81
試験開腹術 3 子宮外妊娠(腹腔鏡)
3 (12%)
子宮頚管縫縮術 10
子宮全摘(腹式) 101 帝王切開術
176  
その他 40
子宮全摘(腟式) 17 子宮鏡下手術(筋腫)
9 (15%)
   
子宮筋腫核出術 9 子宮鏡下手術(ポリープ)
53 (85%)
   

分娩総件数:594件 (帝切分娩:176件)

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