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診療科のご紹介

救急救急センター

副院長・救命救急センター所長 鮎川 勝彦

TEL 0948-29-8003(救命救急センター直通)
FAX 0948-29-8045(救命救急センター内)

概要・特色

 救命救急センターは筑豊人口45万人の救命救急センターとして1982年に開設されました。救命救急センターの本来の機能は、集中治療を必要とする重症(3次救急)患者の診療です。しかし地域の医療ニーズに応えるため、1次から3次までの幅広い救急患者診療にあたっています。救命救急センターには、重症患者治療のため45床(ハイケア棟2階のHCU20床、東病棟2階のICU、CCU合わせて11床、東病棟6階の脳外科HCU11床、神経内科のSCU3床)の病床を有しています。平成20年の救命救急センター受診者総数46,811人、救急車受入件数は、7,104件となっており、このうち5,918人が入院となっています。
 救命救急センターは平成16年2月23日にハイケア棟1階に移転し、床面積は1,116m2に拡充されました。同時に6台の救急車搬送患者を収容できるように、大処置室を6ベッド設けています。時間外の診察室は、産婦人科診察室を含め計8室設け、うち2室は、麻疹など空気感染の患者を診察できるよう陰圧になるようにしています。外科系の処置室には、眼科・耳鼻科の診察台もおいています。透視室やCT室、ホールデイングルーム8床(いわゆる外来での観察室であり、一般6床と陰圧になるよう設計した2床)、2階の高度治療室(HCU)と繋いだ大型のエレベーターもセンター内に取り込んでいます。救急車搬入口に隣接した場所に、研修中の救急救命士や救急隊員のための救急隊控室も準備しています。
 当救命救急センターは、1,000床以上の病床と1,800人を越える飯塚病院全職員が支えるセンターであり、全国で最も大型の救命救急センターとして機能するよう、バックアップ体制を整えています。救急車搬送患者の対応と、時間外に自力で訪れる急患に対応しています(時間内の自力で受診できる患者さんの診療は、各科専門外来で行っています)。院内には深夜帯でも当直医22名、宅直医11名の診療体制を整えています。このうち救命救急センター内には深夜でも救急車担当、外科担当、内科担当、小児科担当の少なくとも4名が常駐しています。外科および内科診療は、院内外科系、内科系および研修医が交代で担当しています。小児科は土日久留米大学小児科の協力を得ながら、小児科医、家庭医、研修医、そして平日の準夜帯の一部は地域の小児科開業医を中心に19人の有志の先生方が担ってくれる、地域連携ささえあい小児診療を行っています。救急部医師は救急車担当とICU当直、HCU当直の最低3名が当直しています。救命救急センターで救急車対応する医師は、原則8時間勤務にしており、過労のため、医療の質を落とさないように工夫しています。
 救急外来の看護師は専任が現在30名です。日勤8~10名、準夜6~7名、深夜4名です。心臓カテーテル検査治療の介助も行います。時間外にはこれに加え、各病棟の看護師長、副看護師長が交代で管理師長として救命救急センターで勤務してくれているため、一般病棟の協力が得られやすい体制になっています。
 救急車以外で来院される1日100~200人の患者さんの中にも重症な患者さんが混在するので、トレーニングを受けた看護師がトリアージ(緊急度、重症度の選別)を行い、診察・治療の優先順位を決めています。
 いくつかの病院には、空床情報を頂きながら、緊急を要さない患者さん、急性期を過ぎた患者さんの受入れもお願いしています。
 今後とも、皆さんと連携を強めながら、筑豊の救急医療を堅持していくつもりです。よろしくお願い致します。

救命救急センターNews&Topics

 災害派遣医療チームDMAT(disaster medical assistance team)は現在2チームです。2009年3月には高規格(医療機器をフル装備した)救急車を購入し、DMAT出動に備えています。災害拠点病院として平時より消防署等との合同災害訓練も年に数回行っております。2009年7月の豪雨による田川での土砂災害では夜間に医師2名、看護師3名、計5名で出動しました。
 救急隊の業務高度化に伴い、気管挿管やアドレナリン投与病院実習を行っており、現在筑豊に気管挿管認定救急救命士16名、薬剤投与認定救急救命士27名が誕生しています。蜂や食物などによるアナフィラキシーショックに処方されたアドレナリン製剤を患者さんに代わって使用できるよう、救急救命士の教育も行っています。
 近年救急ではない患者さんの時間外受診が目に付きます。地域医療を堅持するため、院内だけでなくメデイアや行政の広報誌などを使いながら、住民の方々に救命救急センターの役割について理解を求めていきます。ご協力の程、宜しくお願いします。

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2008年診療実績

救命救急センター受診患者数推移
救命救急センター受診患者数推移
消防本部別救急車受入件数推移
消防本部別救急車受入件数推移
1次~3次患者別の受診者数推移
1次~3次患者別の受診者数推移
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