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MDアンダーソンがんセンター

MDアンダーソンがんセンター

MD Anderson Cancer Center

 MDアンダーソンがんセンターはテキサス州ヒューストン市にある、がん医療の先端を担う世界的に高名な病院で、1941年にテキサス州立大学の付属施設として設立されました。設立以来約90万人の患者が手術や抗がん剤治療などさまざまな治療を受けるためにMDアンダーソンがんセンターを訪れており、2012年度には約115,000人のがん患者が治療を受け、そのうち1/3は昨年に初めてMDアンダーソンの治療を受けに訪れました。MDアンダーソンがんセンターでは、約19,000人の従業員が働いており、1,200名ものボランティアも一緒に働いています。また、治療だけでなく医学研究も積極的に行われており、その研究成果が治療に活かされています。そして、2012年には『ムーンショットプログラム』を立ち上げ、研究により得られた重要な発見が更に迅速に実際の臨床現場へ活かされるような試みを行っています。がんによる死亡率の減少を目指して研究機関と産業分野が垣根を越えた連携チームを作り上げ、質の高い科学と技術基盤を用いることでこのプログラムに取り組んでいます。さらにMDアンダーソンがんセンターには、新規治療の臨床試験に8,500人が登録しています。がん撲滅に向けた取り組みにより、MDアンダーソンがんセンターはアメリカの3大ニュース週刊誌の一つ『USニュース&ワールドリポート』の全米病院ランキングに、がん治療部門において1990年のランキング開始以来毎年ランクインしており、過去11年で9回、そして6年連続で1位に選ばれています。

MDアンダーソンがんセンターとの共同研究について

 株式会社麻生飯塚病院は、2013年1月より、MDアンダーソンがんセンターの研究機関であるInstitute for Cancer Care Innovation(ICCI)の外部パートナーとして、共同研究に取り組んでいます。ICCIは、あらゆる世代のがん患者やがんにかかるリスクのある人たちに対するケアをより良くしていくために、Harvard Business Schoolなど世界中の医療機関や研究機関とパートナーを組んでおり、日本の医療機関では当院が唯一外部パートナーとして認定されています。
 当院ではまず、大腸がんのチーム医療をテーマに共同研究を行っています。医師だけでなく看護師や薬剤師をはじめ関わる医療者それぞれの視点から、治療の経過や結果をどのように分析・評価して継続的な医療の質の向上につなげていきます。
MDアンダーソンがんセンターとの共同研究について  また、MDアンダーソンがんセンターとの交流をきっかけに、「キャンサーボード」(がんの患者さんの検査データや症状、状態などを共有して治療方針を決めるために、関連する複数の診療科の医師らが集まって行う話し合い)の充実化や、多職種のスタッフが参加する「がんチーム医療推進勉強会」の開催など、がんのチーム医療の更なる促進に向け、院内で様々な取り組みが行われています。



Institute for Cancer Care Innovation