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心不全ケア科

部長 今村 義浩

TEL 0948-29-8036(外来直通)

診療科の特徴

 この度、循環器内科の中でも慢性心不全の管理を主に行う部署として、心不全ケア科を新設させていただきました。心不全パンデミックが叫ばれる状況に、再入院の予防への取り組みを行うとともに、名前のとおり患者さんの「治療」という観点から、一歩踏み込んだ「ケア」を行うことを目的としています。当院循環器内科では、九州トップクラスの年間400例を超す心臓カテーテル治療や120例を超す不整脈へのカテーテル焼灼術等、さらに外来心リハや睡眠時無呼吸外来も併設し、充実した治療を行なっています。しかし、超高齢化社会に伴い心不全患者の数も年齢も上昇し、入退院を繰り返す症例が増加している事が大きな問題となっています。また、心不全治療を阻む要因としては、心疾患重症化以外に社会的要因、例えば高齢、認知症、老老介護などが挙げられ、それらへの対応が迫られています。さらに、年齢や心情的に積極的治療を希望されない患者さんも多く、患者さんの人生に対する価値観をしっかり考慮する必要もあります。このように心不全といっても多様なバックグラウンドを持つため、治療中心の医療だけでは限界があります。そこで今回、心不全を包括的に考えるために設立させていただきました。心不全という大きな問題に対して地域医療の観点からの取り組みに繋ぎたいと思っております。
 また、今後の先進的取り組みとして、心不全終末期の緩和医療導入も目指しています。当院の緩和ケア科と合同で運営し、心不全緩和ケアカンファレンス等を通じて、患者さんによりやさしい医療を目指します。
 この部署では、看護師、栄養士、薬剤師、リハビリテーション部、ソーシャルワーカー等、多職種による心不全チームで対応します。将来的には、地域の医師の先生方とも協力し、地域医療の一端を担う体勢を整えたいと思います。しばらくは手探りの状態が続きますが、皆様のご支援をお願いいたします。

心不全ケア科News&Topics

  1. 2017年6月1日より正式に設立いたしました。
  2. 循環器内科並びに緩和ケア科と共に患者さんについてのカンファレンス、情報交換を行い、最適な治療方針を考えていきます。
  3. 患者さんへの疾患理解のために、現在、循環器内科と協力して、毎週院内で行っている入院患者さんを対象とした心臓病教室(医師、栄養士、薬剤師、リハビリテーション部、各項目40分程度)の対象を、7月を目処に外来患者さんへも広げていきます。外来心臓病教室は、毎週火曜日に、各項目を一つ行い、1ヶ月で全項目が履修できる内容になっています。軌道に乗りましたら、他院フォロー中の患者さんへも対象を広げたいと思います。
  4. まだ、考想の段階ですが、地域の開業の先生方のフォロー患者さんを対象に、心不全の評価、治療方針へのアドバイス、疾患についての教育を目的とした、心不全外来のようなものを開設できないかと企画を練っております。発足しましたら改めてご報告いたします。

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