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リエゾン精神科

部長 光安 博志

TEL 0948-29-8031(外来直通)

診療科の特徴

 当科は、一般病棟での精神症状の相談に応じるコンサルテーション・リエゾン活動、心身合併症センター(西3階病棟、一般病床)の入院患者さんの精神疾患の診療、および、精神科閉鎖病棟(西1階)での精神疾患の診療を行っております。
 入院中に身体疾患の治療、管理に支障を及ぼすせん妄やうつ病、統合失調症などの精神疾患を抱えた患者さんに対しては、精神科リエゾンチームを中心として対応しています。同チームでは、精神科医をはじめ、リエゾン看護師、臨床心理士、作業療法士、薬剤師、精神科ソーシャルワーカー(PSW)などの多職種がそれぞれの専門の能力を発揮して共同で取り組んでいます。
 心身合併症センターは、身体疾患と精神症状を合併しているため治療・管理が困難な患者さんについて、身体管理を担う身体科の主治医と、精神疾患の管理を担う精神科医が共同で治療にあたっています。
 精神科閉鎖病棟では、身体疾患の合併がない精神疾患の患者さんも含めてご紹介に応じておりますが、施設の構造上ADLが低下している患者さんは入院受け入れが出来ない場合があります。また、アルコール、シンナー、その他の薬物の依存症の専門的な治療プログラムは実施しておりませんので、その際は適切な専門病院へご紹介しております。
 外来診療は、院内他科からのご紹介の患者さんを外来リエゾン(予約制)として診療しております。原則として院内からの紹介で外来、入院の診療をしていますが、ベッドや外来新患枠に余裕がある場合には、他院から直接ご紹介をお受けすることが可能ですので、入院のご相談は、まずは当科外来までお電話でお問い合わせください。
 このように当科は特に筑豊地域の身体合併症のある精神疾患の診療を中心として地域医療に貢献したいと考えています。

リエゾン精神科News&Topics

 2018年4月よりリエゾン精神科は常勤医師5名(うち精神保健指定医2名)体制となりました。引き続き、入院患者さんのコンサルテーション・リエゾン活動である「心身合併症センター」および「精神科リエゾンチーム」の診療に取り組むと共に、精神科病棟(西1階)での入院診療の強化も図っていきます。
 また外来デイケア(エスポワール)の活動も継続しており、復職・就労を目指すリワーク・プログラムおよび発達障がいコミュニケーション・プログラムも活動しておりますので、ご利用希望の方は是非当院デイケアまたはリエゾン精神科外来にご相談ください。
 総合病院精神科の立場から、筑豊地域の精神と身体の問題を抱えた患者さんの診療に貢献したいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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スタッフ紹介

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外来担当スケジュール(予約制)

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※初診時には原則として紹介状が必要です。

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精神科デイケアセンタ-「エスポワール」

 飯塚病院のリエゾン精神科では、入院および外来リエゾン活動を多く行っていますが、退院後や外来通院での患者さんの社会復帰の支援活動としては、訪問看護や作業療法に加えて、精神科デイケアでのリハビリテーションも行っています。
 精神疾患を有する患者さんは、精神面だけではなく身体機能や認知機能が低下していることもあり、日常生活に支障をきたす場合がしばしばあります。また、通院中断などにより、精神状態が悪化する事も少なくありません。当院では、規則的な生活リズムの確立、生活自立の支援、病状の安定化と維持、対人関係スキルの向上、社会生活機能の回復などを目的とした精神科デイケア「エスポワール」を開設しています。
 総合病院のデイケアとして地域との連携、役割分化などを考慮し、プログラムは多種多様に準備しており、患者さんの状態や能力、個別の目標に合わせて実施頻度やプログラムを選択できます。
 プログラムの内容としては、WRAP(元気回復行動プラン)やSCIT(社会認知ならびに対人関係トレーニング)、SST(生活技能訓練)、認知トレーニング、リラクゼーション、屋外活動などの社会生活体験などを行っています。
 特に神経症やうつ、発達障がいなどの患者さんを対象に認知トレーニングやリカバリー思考の心理教育プログラムなどを通して社会復帰支援、リラクゼーション、ストレスケア、基礎体力の向上などを目的としたプログラムを提供しています。また、一層の回復を目指す「就労」を目標としたプログラム(リワーク)も利用できます。
 他院にかかりつけの方でも並行して当院デイケア「エスポワール」のみの利用が可能です。ご紹介したい患者さんがいらっしゃいましたら、当院デイケアまたはリエゾン精神科外来までお気軽にご相談ください。

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2017年診療実績

2017年1月~12月のリエゾン紹介新患数
1)精神医学的診断別
ICD分類 新患数
F0 症状性・器質性 431
F1 精神作用物質 29
F2 統合失調症 77
F3 気分障害 49
F4 神経症性障害 58
F5 生理的障害 43
F6 パーソナリティ障害 5
F7 知的障害 14
F8 心理的発達の障害 5
F9 小児期・特定不能 8
G2 錐体外路 2
G4 てんかん 6
その他 2
精神科診断なし 22
総計 751
2017年1月~12月の外来新患(104名)の内訳
ICD Fコード 新患数
F0 20
F1 2
F2 7
F3 14
F4 37
F5 5
F6 1
F7 4
F8 4
G4 1
なし 7
不明 2
総計 104
2)依頼診療科別
依頼診療科 新患数
総合診療科 291
整形外科 101
外科 67
呼吸器内科 58
循環器内科 34
消化器内科 29
脳神経外科 24
神経内科 23
呼吸器外科 18
血液内科 16
集中治療部 14
緩和ケア科 13
肝臓内科 10
心臓血管外科 8
婦人科 7
産科 6
皮膚科 6
腎臓内科 5
泌尿器科 4
内分泌・糖尿病内科 4
小児科 3
漢方診療科 3
膠原病リウマチ内科 2
形成外科 1
救急部 1
歯科口腔外科 1
耳鼻咽喉科 1
腎臓内科 1
総計 751
西1階病棟入院患者疾患別内訳
病名 総計 急患 在科日数 年齢
(平均値) (平均値)
F0 症状性を含む器質性精神障害 8 6 4 4 709.5 64.1
認知症 2 2 1 1 425.5 65.5
レビ-小体病 2 1 0 2 2 84.5
せん妄 1 1 1 0 28 68
てんかん性精神病 1 1 1 0 213 45
頭蓋内損傷の後遺症 1 0 1 0 3438 64
一酸化炭素中毒後遺症 1 1 0 1 1142 36
F2 統合失調症、統合失調型障害および妄想性障害 38 24 8 30 1163 55.1
統合失調症 35 23 7 28 1256.8 54.5
妄想性障害 1 0 0 1 140 66
急性一過性精神病性障害 1 0 1 0 14 46
その他 1 1 0 1 53 76
F3 気分障害 9 6 4 5 679 62.1
うつ病 6 4 3 3 699 66.5
双極性感情障害 3 2 1 2 639 53.3
F4 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害 1 1 0 1 217 64
適応障害 1 1 0 1 217 64
F5 生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群 1 0 0 1 61 32
摂食障害 1 0 0 1 61 32
総計 57 37 16 41 987 57.3