救急部

部長 奥山 稔朗

TEL 0948-22-3800(代表)

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診療科の特徴

 当救急部は、人口43万人の筑豊地域唯一の三次救急施設であります。ここでは救急部医師が24時間救急患者に対応しており、深夜においても院内外約50名の待機医師による診療体制を整えております。
 救急部医師は、搬送された患者さんの状態を迅速に安定させ、エキスパート揃いの各科医師とともに緊急手術、集中治療により救命を図っていくという役割を担っております。また、多くの患者さんが訪れる小児科診療については、地域の小児科の先生方の御協力を賜り、地域連携ささえあい小児診療を実施させていただいております。
 当科の特色の一つに、病院車方式のドクターカーシステムがあります。医師、看護師が乗車し、現場から傷病者に対する診断、処置を開始させるシステムで、平成28年3月には出動累計は2,000件に達しました。なかでも内因性目撃心肺停止症例84例の生存退院率は17.3%と、首都圏、京阪神地区と比較し遜色のない成績を上げました。本事業は筑豊地域の救命体制の中心的役割を果していると考えられます。
 また当院独自の地域医療サポーター制度は、筑豊地域の住民の皆さんが安心して医療を受けるための制度です。平成22年より病気の予防、医療機関との上手な付き合い方、救急車を呼ぶタイミングなどを、当院医師をはじめ、保健師、ソーシャルワーカー、消防本部の救急救命士等に解説していただいており、好評を得ております。
 教育面では、「危機管理学」を重要な基礎概念と捉えています。危機管理学とは、発生した災害、事故に対して、その被害を最小化するための行動学のことであり、希望的な観測を避けて、事実を事実として受け止め、的確な判断を行うことであります。若い医師には、本概念を日常的に備えるべきものであるとして指導しております。
 以上、地域の先生方の御指導を賜りながら、筑豊の救急医療に貢献させていただくことが出来ましたら幸いです。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

救急部News&Topics

 当センターへは通常の重症疾患はもちろん、急性胸部大動脈解離、新生児突然死症候群、外傷性窒息、体幹部杙創など多彩な症例が密度濃く搬送されて参ります。
 臨床の基礎はこれら個々の症例の診断、治療に心血を注いで、患者さんにとって最良の医療を施すことであります。その一方、多数の症例によって得られた臨床知見を次の患者さんの診断、治療に適用して行く「Macroの臨床」も必要になって来ると思われます。科学者としての医師にとって「個々の臨床」と「Macroの臨床」を車の両輪として初めて「真の臨床」となると考えます。
 私たちは「真の臨床医」として、地域の皆様に最適の救急医療を提供させていただきたいと考えています。

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スタッフ紹介

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2015年診療実績

1)救命救急センター統計
[1]救急車受入件数推移

救急車受入件数推移

[2]センター受診患者数推移

センター受診患者数推移

[3]センター経由入院患者数推移(全診療科)

センター経由入院患者数推移(全診療科)

[4]ドクターカー出動件数(H24.8より始動)

ドクターカー出動件数(H24.8より始動)

2)主な症例別件数
・外傷 1,354例
AIS≧3 357例
ISS≧16 142例
ISS≧16 内訳
  16-20 21-25 26-30 31-35 ≧36
ISS 72 33 15 7 15
・CPA 253例  
救外死亡 206例  
入院 47例  
  死亡 23例
  軽快退院 14例
  転医 10例
・脳卒中 281例
脳梗塞 217例
くも膜下出血 37例
脳出血 27例
・急性冠症候群 161例
心筋梗塞 96例
狭心症 65例
・急性大動脈解離 31例
・敗血症 89例