緩和ケア科

部長 柏木 秀行

TEL 0948-22-3800(代表)

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診療科の特徴

 医療行政の緩和ケア部門に対する要求が、緩和ケアの普及という段階から、緩和ケアの質の検証・質の維持という新たな段階に入ってきています。それを表す事例として、地域がん診療連携拠点病院間での相互訪問による緩和ケアの質の検証(ピアレビュー)の導入や、緩和ケアチームの活動件数が少ない病院に対して他の病院での研修の機会を与えるなどの新たな方策が示されています。当科ではこれまでも学会等での情報収集により、このような流れを予測し、緩和ケアの質の向上や、研修施設としての充実を目指してきました。そして、緩和ケア病棟、緩和ケアチーム、在宅緩和ケア連携のいずれの部署でも標準以上の緩和ケアを提供できるシステムを整えてきました。今後は、さらに研修の受け入れ体制の充実や、当院の緩和ケアの独自性を踏まえた情報発信などが必要となることが予想されますが、それぞれに対処していくことができるよう準備していきます。
 また、毎年行われている医師のための緩和ケア研修会については、がん診療に携わるすべての医師が終了することが厚生労働省の目標として掲げられています。2016年度は受講者の定員を増やして開催することが決定しています。緩和ケアが、がんの診療の必須項目として組み込まれているという現実をがん診療に携わる医師に周知し、他院開催の緩和ケア研修会も含めて受講を促していく必要があると考えています。
 2016年度は新体制になります。また、多くの研修医が当科をローテーションすることも決まっていますので、これまで以上に地域の緩和ケアの充実に貢献できるのではないかと思っています。

緩和ケア科News&Topics

 2015年度、九州大学病院がんセンターと、産業医科大学病院、当院が事務局として作成を進めて参りました、がん医療がん在宅医療ガイドブック〈北九州・筑豊版〉が完成しました。当院は筑豊地区の事務局として参加させていただきましたが、多くの皆様のご助力を賜りまして滞りなく役割を果たすことができました。あらためて御礼申し上げますとともに、このガイドブックに盛り込まれた多くの情報が、がんの患者さんやご家族の方、そしてがん医療を支えておられる関係者の皆様のお役に立ちますことを心から願っております。

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スタッフ紹介

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2015年診療実績

<1月~12月 依頼状況>

診療科 疾  患 症例数
呼吸器内科 肺癌 24
肺腺癌 13
上葉肺癌 8
下葉肺癌 6
中葉肺癌 1
小細胞肺癌 6
非小細胞肺癌 4
胸腺癌 1
悪性胸膜中皮腫 1
悪性腫瘍黒色腫 1
胃癌 1
上顎洞癌 1
肝臓内科 肝細胞癌 7
肝門部胆管癌 2
肝内胆管癌 1
胆管細胞癌 1
胆嚢癌 1
膵頭部癌 1
血液内科 悪性リンパ腫 3
総合診療科 上顎歯肉癌 1
下顎歯肉癌 1
下咽頭癌 1
甲状腺癌 1
肝癌 1
肝細胞癌 1
スキルス胃癌 1
胃癌 1
腎細胞癌 1
前立腺癌 3
大腸癌 2
直腸癌 1
胆管癌 1
腹膜癌 1
大腿悪性軟部腫瘍 1
漢方診療科 悪性リンパ腫 1
内分泌・糖尿病内科 卵巣癌 1
外科 食道癌 7
胃癌 6
胃食道接合部癌 1
胃体部癌 3
胃幽門部癌 1
肝癌 1
下葉肺癌 1
膵頭部癌 3
膵体部癌 1
膵尾部癌 1
S状結腸癌 6
直腸癌 4
盲腸癌 1
膀胱癌 1
乳癌 3
呼吸器外科 肺癌 1
下葉肺癌 1
中葉肺癌 1
診療科 疾  患 症例数
消化器内科 胃癌 5
胃噴門部癌 1
食道癌 1
中部胆管癌 1
大腸癌 2
膵臓癌 2
膵体尾部癌 1
膵体部癌 3
膵頭部癌 5
膵尾部癌 1
肺腺癌 1
泌尿器科 前立腺癌 7
膀胱癌 7
尿管癌 3
尿道尿路上皮癌 1
腎癌 2
腎盂癌 1
膵頭部癌 1
婦人科 卵巣癌 17
子宮頚癌 19
子宮体癌 16
子宮肉腫 1
腹膜癌 6
中垂癌 1
原発不明癌 1
皮膚科 外陰部パジェット病 1
腎臓内科 肝細胞癌 1
中咽頭癌 1
脳神経外科 乳癌 1
中咽頭癌 1
神経内科 胃癌 1
肺癌 1
膵癌 1
腎細胞癌 1
緩和ケア科 耳下腺癌 1
舌癌 1
舌根部癌 1
中咽頭癌 4
胃癌 5
胃体部癌 1
空腸GIST 1
前立腺癌 1
乳癌 2
S状結腸癌 7
スキルス胃癌 1
子宮頚癌 1
卵管癌 1
大腸癌 1
胆嚢癌 3
直腸癌 3
膀胱癌 3
骨肉腫 1

<緩和ケア病棟>

入棟患者数  127人 (新規:113人)

平均在院日数
死亡 52.9 全体 54.5
転帰
死亡 104 在宅 13
転院 1 継続 9
在宅後転帰
死亡 4 再入院 3
療養中 5

<緩和ケアチーム>

介入患者数  308人 (新規:243人)

平均在院日数
死亡 16.7 全体 17.1
転帰
死亡 95 自宅退院 24
継続 10 転院 23
緩和ケア病棟 64
在宅導入数 36