耳鼻咽喉科

部長 麻生 丈一朗

診療科の特徴

 2016年度も飯塚病院耳鼻咽喉科では医師常勤医師2名体制で診療を行っています。外来診療日は月曜日から金曜日の午前中のみとなります。当科を受診する際にはクリニックや病院からの紹介状が必要となります。手術日は月、水、金曜日です。手術は全身麻酔下に入院して行います。手術内容は慢性扁桃炎に対する口蓋扁桃摘出術、蓄膿症に対する内視鏡下鼻内副鼻腔手術、慢性中耳炎・中耳真珠腫に対する鼓室形成術、声帯ポリープなどの声帯病変に対する喉頭微細手術、甲状腺や耳下腺などの腫瘍に対する頚部手術などです。また、当科では緊急入院にも対応しています。具体的には扁桃周囲膿瘍、急性喉頭蓋炎、頚部膿瘍、突発性難聴、顔面神経麻痺などが緊急入院の対象となります。
 当科の特徴は外来通院治療では治りにくい耳、鼻、咽喉頭(のど)の病気や頸部の腫瘍に対しての手術や入院治療を行っていることと、炎症性疾患や急性感音難聴などの緊急入院が必要な患者さんの入院治療を行っていることです。筑豊地域で手術と入院治療が可能な数少ない耳鼻咽喉科施設としてより一層努力して参ります。
 今後も、当科は筑豊地域の中核病院として手術や緊急入院の充実を目指し、地域医療機関との連携を大切にしながら、皆様のニーズに応えられるような医療を目指して頑張りますのでよろしくお願い致します。

耳鼻咽頭科News&Topics

●伝音難聴に対する中耳手術

 難聴や耳だれなどの症状を起こす原因の一つに中耳の異常があります。中耳に異常がある難聴を伝音難聴といいます。伝音難聴の原因は、鼓膜に穴があく慢性中耳炎や、中耳の骨を破壊して進行する真珠腫性中耳炎などが挙げられます。伝音難聴の中には手術により聴力を改善できるものがあります。中耳手術は顕微鏡下に行い、高度な技術を必要とします。また、不可逆的な難聴を起こす内耳障害、顔面神経麻痺、脳炎や髄膜炎などの感染症を合併する危険性もあります。当施設では久留米大学病院と連携をとり、より高度で安全な中耳手術を行っています。

このページの一番上へ

スタッフ紹介

スタッフ紹介はこちら

このページの一番上へ

外来担当スケジュール

詳細はこちら

※初診時には原則として紹介状が必要です。

このページの一番上へ

2015年診療実績

手術症例内訳
病名 総数 急患 手術件数
悪性腫瘍 65 13 28 38 27
咽頭悪性腫瘍 14 2 2 13 1
甲状腺悪性腫瘍 11 1 10 0 11
悪性リンパ腫 9 1 8 6 3
喉頭悪性腫瘍 8 3 3 5 3
鼻腔・副鼻腔悪性腫瘍 5 1 2 4 1
口腔・舌悪性腫瘍 1 1 0 1 0
耳下腺悪性腫瘍 1 0 1 1 0
その他 16 4 2 8 8
良性腫瘍 19 0 19 6 13
甲状腺・副甲状腺良性腫瘍 7 0 7 2 5
耳下腺良性腫瘍 4 0 4 1 3
鼻腔・副鼻腔良性腫瘍 4 0 4 1 3
顎下腺良性腫瘍 1 0 1 0 1
口腔・咽頭・喉頭良性腫瘍 1 0 1 1 0
その他 2 0 2 1 1
咽頭・扁桃・喉頭疾患 151 86 66 93 58
扁桃周囲膿瘍 42 41 0 33 9
慢性扁桃炎 40 1 39 21 19
急性喉頭蓋炎 18 18 1 12 6
急性扁桃炎 16 16 0 7 9
声帯ポリープ 9 0 9 6 3
扁桃肥大 8 0 8 4 4
アデノイド肥大を伴う扁桃肥大 4 0 4 1 3
咽後膿瘍 2 2 1 1 1
急性咽頭炎 2 2 0 1 1
頚部膿瘍 2 2 0 1 1
喉頭蓋嚢胞 2 1 1 2 0
その他 6 3 3 4 2
鼻・副鼻腔疾患 43 2 42 29 14
慢性副鼻腔炎 29 1 29 20 9
鼻中隔弯曲症 8 0 8 6 2
副鼻腔嚢胞 3 0 3 1 2
その他 3 1 2 2 1
外耳・中耳・内耳疾患 31 3 27 17 14
中耳真珠腫 11 0 10 8 3
慢性中耳炎 10 0 10 3 7
急性中耳炎 4 0 4 3 1
外耳道真珠腫 2 0 2 2 0
その他 4 3 1 1 3
神経麻痺 15 8 1 7 8
顔面神経麻痺 14 8 0 6 8
脳神経麻痺 1 0 1 1 0
その他 119 70 27 72 47
突発性難聴 57 36 0 32 25
鼻出血 23 23 0 15 8
IgA腎症 7 0 7 3 4
唾石症 5 1 4 4 1
睡眠時無呼吸 4 0 4 2 2
感音性難聴 2 1 0 2 0
鰓溝嚢胞 2 0 2 2 0
その他 19 9 10 12 7
総 計 443 182 210 262 181